ラセターさん、ありがとう [DVD]詳細
#74
出演: ジョン・ラセター/宮崎駿 — 内容(「CDジャーナル」データベースより)
ラセターさん、ありがとう [DVD]口コミ
Very happy
ジョン・ラセターが宮崎駿を崇拝しているのはよくわかった
見所はとりわけ無いのですが、ジブリとディズニーの提携裏話、作品のやり取りは面白かった‼
そこには鈴木敏夫という仕掛人名プロデューサーの存在は欠かせない‼ジブリ作品を欲しがったメジャー会社からの話は多々あったのらしいのですが、全ての作品をカットする
欲しい作品だけ買う‼このような話の中でディズニーだけは作品をカットしない‼我々は全作品欲しいと言ってきた‼鈴木さんは心が動いたのでしょう
縁の下の力持ち鈴木敏夫プロデューサーから見たこのビデオレターDVDをご覧になってはどうですか?
ラセターさんいい人すぎる!
人見知りするハヤオ萌え。
ジブリドキュメンタリーの中で一番すきです。
ジョン・ラセター監督と宮崎駿監督の交友記録です。主に「千と千尋の神隠し」で、宮崎監督一団が訪米した際の記録が中心となっています。宮崎監督は終始ニコニコとご機嫌のようでした。普段僕たちがテレビで観る机に向ってウンウン唸りながら鉛筆を走らせている表情は出てきません。これほどニコニコとしている宮崎監督はあまり観たことがないので、新鮮でした。2時間を超える記録でしたが、いかに宮崎監督とラセター監督の友情の厚さと海外の宮崎監督の評価の高さが伺えたので、ジブリファンとしては嬉しかったです。しかし、せっかく素晴らしい内容なのに、DVDの仕様がイマイチ。特に字幕です。今回はアメリカでの記録なので、当然英語や日本語が飛び交うのが分かるので、日本語字幕に設定したのですが、これが通訳の話すの人の声の大きさの良し悪しで切れてしまうところがあります。どういう時に切れるのかというと、ビデオカメラを回している人が通訳の人の傍にいるとき。つまり、通訳の方の日本語が聴こえる時は自動的に字幕は消しますということ。これは、字幕がなくても通訳の人の声が聞こえると予測したから消えたのだと思います。そして、ビデオカメラマンが通訳から離れ、通訳の方の声が聞こえ難くなると、じゃあ今度は字幕でカバーするから読んでねと言うかのようにパッと字幕が出てきます。どうせなら、英語部分の音声は全て日本語字幕をつけてほしかったです。なぜなら、ビデオカメラマンが通訳の方の傍にいても、声が聞き取りにくい時があるからなのです。ビデオカメラマンの持っている撮影カメラは、全ての音声を拾いきっているわけではありません。画面が雑に見えるからこそ、音声も当たり前。もともと鈴木プロデューサー曰く、これを一般市場向けで販売すると最初は考えてなかったみたいですし、冒頭の語りで「観ている人には分からないやりとり等が出てくるかもしれないが、他人のビデオカメラを覗く感じで観てもらいたい」というおことわりをしています。それならば尚のこと会話の内容を文字媒体の方にした方が、初見の時にまだ分かりやすかったのではと思うのですが。とにかく、声が聞き取り辛いのに字幕が途切れるのは大きなマイナス点。いろいろ書きはましたが、ジブリファンなら、ぜひ手に取って観て頂きたいものです。
宮崎駿さんの太陽のような笑顔が満載。
そして凄いです。
ドウモォ〜〜アリガァ〜トォ〜☆ミヤザ↑ーキサ↓ーン!
いつも鈴木プロデユーサーさんの横にいる美しい人は誰?とかこの顔ぶれの会食の席で、みんな何食べてんの?とか宮崎さん、英語ぜったいしゃべんない、とかピクサーの超売れっ子監督の自宅はとってもアットホーム、とか本当に、他人のプライベートビデオをのぞく感じで他のメイキングドキュメントとは違いちょっとミーハーな視点での発見を見つけられるのも、このDVDに限った思いがけない魅力でした。それにしても、ラセターさんと宮崎監督は、とっても馬の合う仲良しイタズラ坊主同士に見えます。この無邪気さ、好奇心、少年性が、アメリカと日本のアニメ界を担ってきた創造力の原点なんだな〜というのが、結果、理屈なく感じられました。ここでしか観られないネタも満載!ですが、プライベートビデオを商品化してしまうというまたしても商売上手な鈴木プロデューサーに(本当の企画者はわからないですが)まんまと乗せられた感が…で☆ひとつ減らします。希少性の値段設定なんでしょうが制作費を考えてしまうと、どうしても高い気がしてしまうのです。
ABCD包囲網、排日移民法、オレンジ計画、戦争犯罪である民間人への空襲、そして人類史上最大の犯罪・原爆投下を忘れてしまったのか…。オッコト駿よ。
本田宗一郎も井深大も欧米への『怨み』が比類なき創作へのパワーではなかったのか。
20年前から親好があっただと…?まるで『ジコ坊』みたいなとんだ『食わせもの』だったな。
しかし『タタリ神』と化したオッコト駿を見逃す訳にもいくまい。
もはや我々にはアメリカという『シシ神』の力を借りてオッコト駿の暴走を止める道しか残されていないのだろう。
宮崎駿とジョン・ラセター、ふたりの交友録とイメージしてもらって良いと思います。「千と千尋〜」アカデミー受賞の立役者はジョン・ラセター!それを感じてジブリはこのタイトルでDVDを製作されたのでしょう。ジョン・ラセターをそこまで突き動かすことができたのは、宮崎駿の才能があったからこそでしょうね。どちらもすばらしい才能のある人たち。本人達はそればかりではないのでしょうが、DVDでは思わず微笑んでしまうようなオフショット満載で“のほほん”とした二人の友情が映し出されています。宮崎駿のピクサー訪問エピソードは、ピクサー社内の雰囲気もわかって楽しめました。
ピクサーやジブリが好きでなくとも楽しめるし、好きな人はますます好きになりますよ!