コンテンツへスキップ

プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]

プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]詳細

プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]

#97

アニメーション映画の巨匠 宮崎 駿の仕事に迫る!
1対1のガチンコ勝負! カメラがとらえた宮崎 駿の実像

映画監督・宮崎 駿4年ぶりの新作「崖の上のポニョ」が2008年7月19日に公開された。番組は、宮崎が「最後の長編」と語る「ポニョ」の創作現場に300日にわたって密着。宮崎 駿監督の創作の秘密と、知られざる素顔に迫るスペシャル版。2回に分けて放送された番組をDVD化。

○2007年3月27日にNHK総合テレビで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル 映画を創る 宮崎駿・創作の秘密」(59分)と2008年8月5日にNHK総合テレビで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀 スペシャル 宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日~」 (87分)を収録。

【特典映像】
宮崎 駿 未公開インタビュー

【内容】
「映画を創る 宮崎駿・創作の秘密」
「ハウルの動く城」以来となる新作長編映画の準備作業に、ディレクターが小型デジタルカメラを手に3か月半密着。宮崎アニメはどのようにして生まれてくるのか。宮崎駿監督の創作の秘密と、知られざる素顔に徹底的に迫る。

「宮崎駿のすべて~“ポニョ”密着300日~」

宮崎が「最後の長編」と語る新作「崖の上のポニョ」の創作現場に300日にわたって密着。宮崎アニメの秘密を徹底的に解明する。映画作りが大詰めを迎える中、宮崎が見せた涙。カメラは映画誕生のドラマを克明にとらえた

*画面サイズ16:9LB

プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事 [DVD]口コミ

宮崎監督のドキュメントを昔からみている人は、今一度、千と千尋のドキュメントを見返してみてください。
映像媒体では発売されておりません。運よくビデオに録画されていた方はラッキーですね。
何がいいたいのかといいますと、宮崎監督は確実に「老い」ています。
千と千尋の頃のハリがあって、元気だった監督ではありません。
確実に「老い」と人生の終わりが迫っていることへの「焦り」。そういったものが感じ取れます。
スタッフの方への対応の違いも顕著にみれます。声もか弱くなってます。
監督の勤勉な映画に対する姿勢。若い頃のようには動かない身体。迫る納期。
60を越えてなおこのようなハードワークができるのは、奥様の健康薄味料理や、たわしでの乾布摩擦等含めて、
監督の映画を作るためには健康な身体でなければならないという気持ちと、壮絶な気力のなしたものだと思います。
監督のアイデアの出し方や、モノの見方等、色々な監督の内面に触れる事ができると思います。
宮崎監督は、本当に映画を作るのが好きなんだなぁと実感します。
そして、おそらくですが、この映画のそうすけは、監督自身。ポニョは娘(監督は息子さんしかいないので、娘が欲しかったのではないかと)、トキさんは宮崎監督の母親なのではないかとおもっています。幼いころに母親の病で、抱きしめてもらうことができなかった気持ちがこの作品に吐き出されているのではないかとおもっています。
数十回は観てます。これからもまだまだ観ます。自分に鞭を入れるつもりで観ます。
この作品を制作されたスタッフも、相当大変だったと思います。間違いなく一生観続ける作品です。ありがとうございます。
もっと長尺でみたかった!カットされた映像が相当(というか9割以上?)あるでしょうが、すべての映像をオンデマンドで観たいくらい。

・・・しかし茂木さんのインタビュー中にご立腹されていたのは何が気に入らなかったのかは本人に聞きたいですね笑
茂木さんカワイソス(^ω^)

宮崎駿が、
怒ったり、笑ったり、途方にくれたり、イライラしたり、迷ったり
不安になったり…と、日々自分自身に巻き起こる
ありふれた感覚がむき出しになっていて、
「ああ、宮崎駿も普通に人間なんだ」と、率直に思ってしまいます。

しかし、出来る限り要領よく、出来るだけ波風立てず
事を進めるために感情を押し込めたり、誤摩化したりしながら
日々やり過ごしてしまいがちな、大半の「大人」たちを思えば、
あそこまで人間らしいままに生きていけるのは、やはり超人だからなのかも、、とも
思ってしまうのです。

映像には、映画「崖の上のポニョ」の構想から絵コンテを描き上げるまでの
宮崎駿そのものがありのままに映し出されているだけで、
そこには何か具体的なメッセージや狙いが潜んでいるわけではないのですが、
見るだけで、感動し、強く励まされます。

「生きてく」って「苦労する」ってことなのかな…と考えさせられる、
オススメの作品です。

宮崎さん、さすがです

今年の夏、崖の上のポニョの出来るまでの300日をNHKでの番組をみました。宮崎駿監督の仕事における流儀と哲学が伝わる内容で凄い人だなぁとあらためて思いました。創作における情熱や姿勢は学ぶところが多かったです。今となれば思い返せる挫折や苦労話をした上で、それでも笑顔で語る宮崎駿監督のあたたかさも感じることが出来たりしました。印象的だったのが「恥ずかしいことをしたくない」燃え尽きたい、最後までやりぬきたいという想い…劇場で観た人、ひとりに「海は生きてるんだ!」とか「私の10才はこんなに素敵じゃなかった」と思わせれば、やったぜ!って思うわけですよ!って語る監督の笑顔は素敵でしたね。発売したら観たいです。

宮崎駿の制作行程をみるにはうってつけの映像だと思います。

もういちどポニョを観て
その深みに酔いしれることが出来ました。

ただ
テレビ局で働いた事のある人間として
このドキュメント自体に違和感を感じました。
事前に
「ポニョはこうして生まれた」を観ているせいかもしれません。

その違和感は

ドキュメントの映像が都合よく
制作者の意図した台本に当てはめられているような感覚。

「ポニョはこうして生まれた」では
もうちょっと苦悩あり、我がままあり、笑顔ありの人間臭い宮崎駿だったのに
この映像だと
なんだか「巨匠」という枠にうまくはめられている感が。

とっても個人的な感想だけれど
そう思いました。

巨匠、宮崎駿監督の映画製作やプライベートを見ることができてとてもよかったです。お宝映像でした。

老いと戦いながら、ものを創り出す姿は励みになる。これ程の名声を得た巨匠でも、毎日が充実して幸せ一杯ではなく、そのどこか満たされぬ欲動が、傑作を生みだす力なのだと感じられた。

こういうの出る度に思うのだけど宮崎駿監督の承諾を得たかという感じですね。
どうしても第三者の金儲けや宮崎駿監督を人格者扱いさせようとしてるしか思えない。
宮崎駿ファンにはちょうど良い目眩ましですね 笑。