コンテンツへスキップ

終わらない人 宮﨑駿 [DVD]

終わらない人 宮﨑駿 [DVD]詳細

終わらない人 宮﨑駿 [DVD]

#86

電撃引退から3年半、アニメーション映画監督・宮﨑駿が再び動き出した。CG短編映画「毛虫のボロ」の制作舞台裏を追う!

長編映画への復帰はあるのか?! 宮﨑駿、人生の決断を追ったノーナレーションバージョンの70分

2013年9月、電撃的な引退宣言を行った世界的なアニメーション映画監督・宮﨑駿。
長編映画の現場から身を引くと宣言した宮﨑だが、その創造への意欲は衰えていなかった。
新進気鋭の若きCGアニメーターとの出会いから、初めてCGを本格的に使い、短編アニメで新たな表現への挑戦を始めた。
だが、映画作りは難航し、制作中止の危機に直面する。
宮﨑アニメ初となるCG短編映画「毛虫のボロ」の制作舞台裏を、NHKのカメラが2年にわたって独占取材。巨匠の溢れ出る映画作りへの想い、苦悩、あがきを生々しく活写していく。

【出演】 アニメーション映画監督 宮﨑駿

ドキュメンタリー/セル/70分/ステレオ・ドルビーデジタル/片面一層/カラー

終わらない人 宮﨑駿 [DVD]口コミ

2013年に『風立ちぬ』の完成・劇場公開をもって長編映画監督業から引退すると宣言した宮崎駿の、2015年から2016年にかけての言動を収めたNHKのテレビ番組をDVD化したもの。
引退宣言から約2年の間もどうしていたのかわからないけれど、ともかくその後やっぱり何か仕事(?)をしていないと気が済まなくなっていた宮崎駿の姿を追っている。ナレーションもほとんどないので、淡々と記録していたように見えるが、よくよく見るとどうもそうではなかったのではないかとも思えてくる。この番組のディレクターがそれとなくまたアニメーション制作に向かわせようとしているようにも見えるのだ。
というわけで、宮崎駿はCGを使った短編アニメーション(ジブリ美術館で上映されたものだ)を作ろうとし、さらに長編映画の企画書を書いてしまうところまで戻ってきてしまった。そこまでを描いているので、この番組はとてもドキュメンタリーになっている。

そして、この番組からすでに5年を経過。
新作映画の主題歌も決まったとの報道もされるようになった。
きっと、ディレクターは今日も宮崎駿を追っているのだろう。

ものすごく面白い!

初めてのCGで操作している姿を見ると苦しいのが伝わりますね。しかし、ジブリ美術館で公開される短編映画「毛虫のボロ」は凄く面白そうです。観れたらラッキーですね。

そして、有名な「長編の引退撤回」を思わせる部分があります。そのときは、本当に作るのか作らないかわかりませんでした。
しかし、今日、ジブリのホームページを見ていたらスタッフを募集しておりました。(どうやら本当に長編の引退撤回ですね。)
この嬉しさは何なのだろう?と考えていたら、今までの作品を見たら「監督の力が大きい」と気づきました。
作品の好みは分かれますが、素晴らしい作品を作り続けていたからこそ!!だと思いました。あと、厳しく「怒るところは怒る!!」
という性格だからこそアニメーターが育ち、いままでジブリを支えてきた1人だと思いました。(いったん解体はしましたが)
まさに、終わらない人 「宮崎 駿」ですね。

(最後になりますが)、心配な事は「監督の体調が1番心配」です。「頑張れ監督!!」 

途中からこのDVDから、話が脱線してすみません。

テレビで放送当時に見ていました。当時はメイちゃんの声のナレーションが付いていましたが、このDVDではナレーションは付いていませんので要注意です。BGMもほぼ無いので、全体的に静かに淡々と進む印象となっていました。緊迫したシーンの後にメイちゃんの声で視聴者の気分を和やかにしてくれたり、画像を表示しナレーションで語りメインのシーンもありますので、個人的にはナレーションが無い事で番組の魅力が半減しているなぁと感じました。「こんなもんか」という感じで、あっという間に見終わってしまったのが残念です。

タグ: