真夏の夜のジャズ 4K修復版 Blu-ray詳細
#80
日本オリジナル特製ブックレット(32P以上予定)
永遠に続く夢をお見せしましょう――
アメリカ最大級の夏フェスで 伝説のミュージシャンたちが魅せる 奇跡の音楽ドキュメンタリー
◆4K修復版マスターを使用した初Blu-ray化!
さらに、『戦場のメリークリスマス』(監督:大島渚/音楽・出演:坂本龍一)などの音楽制作に携わった世界的エンジニア、オノ セイゲン(サイデラ・マスタリング)がリマスタリングし、本国からオーソライズされた新たな5.1ch (48KHZ 24bit)と2.0chモノラル(96KHZ 24bit)の本編音声を収録!
◆ルイ・アームストロング、セロニアス・モンク、チャック・ベリー、アニタ・オデイ、マヘリア・ジャクソン、ダイナ・ワシントンなど、伝説のミュージシャンが続々と登場!
圧巻のパフォーマンスをたっぷり堪能!
★8月4日は、ルイ・アームストロングの誕生日(1901年8月4日~1971年7月6日 生誕120年・没後50年)
◆映画的にも高評価! 1959年のヴェネツィア国際映画祭で特別公開されるや、その大胆な撮影方法や映像の美しさが世界の映画人に衝撃を与えた!
◆監督のバート・スターンは、スタンリー・キューブリック監督の映画『ロリータ』(62)や、マリリン・モンローの死去6週間前の姿を撮った著名な写真家!
◆映像特典として、バート・スターン監督夫人のシャナ・スターンが監督したドキュメンタリー映画『バート・スターン Original Madman』や、監督の秘蔵インタビュー、ルイ・アームストロングほかミュージシャンのフォトギャラリー、日本版予告編を収録!
日本版オリジナルの特製ブックレットも封入!
<解説>アメリカ合衆国の東北部に位置するロードアイランド州ニューポート市で開催された「ニューポート・ジャズ・フェスティバル(Newport Jazz Festival)」――1954年から現在も続く、伝統ある恒例の夏フェス――
本作は1958年7月3日から6日まで、真夏に開催された第5回フェスと、同時期に開催されたアメリカズカップの模様を撮った“熱い“ドキュメンタリーである。
<キャスト(演奏者)>ルイ・アームストロング セロニアス・モンク アニタ・オデイ チャック・ベリー
ジミー・ジュフリー ソニー・スティット ジョージ・シアリング ダイナ・ワシントン
ジェリー・マリガン ビッグ・メイベル・スミス チコ・ハミルトン
マヘリア・ジャクソン
<スタッフ>製作・監督:バート・スターン 撮影:バート・スターン、コートニー・ハフェラ、レイ・フィーラン
編集:アラム・A・アバキャン 音楽監督:ジョージ・アバキャン
【映像特典】・『バート・スターン Original Madman』 (シャナ・スターン監督のドキュメンタリー映画 2011年 89分)
・バート・スターン監督インタビュー ・フォトギャラリー ・日本版予告編
【封入特典】日本オリジナル特製ブックレット(32P予定)
本編83分/1959年アメリカ/1.英語 リニアPCM 2.0cモノラル(96KHZ 24bit)2.英語 リニアPCM 5.1ch (48KHZ 24bit)/スタンダードサイズ/2層ディスク
©1960-2019 The Bert Stern Trust All Rights Reserved.
真夏の夜のジャズ 4K修復版 Blu-ray口コミ
まず、観客の服装がオシャレことに驚きました。私が野山で、栗や虫を取っていた頃、アメリカの生活は豊かだったんですね。また、あの時厳しい差別の時代なのにジャズのせいか、黒人の観客も一緒に楽しんでいたのも不思議でした。色彩や撮影も素晴らしい。アニタ・オディの帽子とドレスも歌も素敵でした。
演奏するプレイヤーのみならず、観衆一人一人の服装、表情、反応、正にフェスティバルの行われた時代を切り取った永久保存版、
映像がオシャレ
以下は、2年前の夏にリバイバル公開されたときに観たときの感想。 ラジオでピーター・バラカンさんが言っていた。「誰が出演していて、誰の演奏が圧巻だとか、そんなことよりも、とにかく観て、感じて、楽しめる映画です」。70年代ころから、再上映があると気にはなっていたが、今まで観る機会を逃していた。あらためて、出演者の情報を仕込むのはやめて、観に行った。音楽フェスの記録映画というよりも、映像と音楽をコラージュした映像作品のように思えて、今年の35度越えの暑い夏を忘れさせてくれるような清涼感にひたった。冒頭の水の波紋というか影のようなものに、音楽が反応しているかのような映像デザインから始まるが、73年のトリュフォーの「アメリカの夜」のオープニングにでてくるサウンドトラックの波打つ縦線を思い出した。音楽と映像のシンクロした作品のオープニングにぴったりである。昼の部では、同時に開催されているヨットレース(アメリカズカップ)の映像がはさみこまれてくる。これがまた、上空から、並走しながらととらえられたヨットの映像が涼しげで気持ちよく音楽とシンクロしている。ステージ前の観客や、近くの民家の庭で思い思いに音楽を楽しむひとたち。ジュースを飲む子供。昼の部から夜にうつり、演奏に観客もますます熱をおびてくる。映画を観ているこちらも、映像の中の観客とともに自然と気持ちが高揚してくる。音楽にあわせて踊りだす人たち、楽しそうな笑顔をみていると、時代を超えて幸せな気分になってくる。この映画、映像がスタイリッシュでカッコいい。観客の衣服やサングラス、髪型など、当時のファッションが洒落ていてかっこいいというのもある。映し出される映像に観客の様子をとらえた部分が、かなり多い。音楽ファンからは、あのアーティストの姿をもっと映せよ!とか苦情がでるのだろうか?映画全編を観終わると、演奏を楽しんだ満足感と、心地良いフェスティバルの余韻しか残らないので、きっとそんなこと言う人はいないのではと思う。プロローグとエピローグ的にオープンのクラシックカーで演奏して町をまわる人たちが映る。祭りのはじまる前の期待と祭りのあとの淋しさのように。クロード・ルルーシュの冬季オリンピックの記録映画「白い恋人たち」を少し思い出した。詩的(ポエティック)な映画だった。このジャズ映画、記録映画としても先駆的なものを感じる。どの演奏も素晴らしいので、わたしもあえてどの演奏が・・・と言うのは避けてきたが、ダイナ・ワシントンの「オール・オブ・ミー」で、すごく幸せな気持ちになれたと付け加えておく。 今年2022年は、6月末に梅雨明けして、猛暑日が続く。そんな中、冷房の効いた部屋で冷たいものを飲みながら、この映画を観るしあわせ!この映画、1958年のニューポートジャズフェスティバルを記録した音楽ドキュメンタリーというよりも、映像と音楽をコラボレーションさせた写真家バート・スターンによる映像作品と捉えた方がいい。特典映像の中で誰かが言っていたが、映像のどの場面を止めて切り出しても、すぐれた写真のよう。とにかく映像がカッコイイ。それでいてフェスティバルの興奮も見事に伝えている。昼から夜にかけての経過をとらえた映像がフェスティバルが徐々に盛り上がり熱気を帯びていくさまを存分に味あわせてくれる。2年前に映画館で鑑賞したときには、監督のバート・スターンのことは何も知らなくて、才能あるドキュメンタリー作家、写真家なんだなというくらいの認識しかなかった。もう亡くなっている人くらいにも思っていた。だから何の予備知識もなく、映像にどっぷりひたることができたのは、それはそれで幸いだったと思う。今回、このブルーレイの特典映像のドキュメンタリー(特典というよりは、独立した作品として発売されてもいいような見ごたえのあるもので、スターンの2011年のインタビューを中心としたその生涯をたどるもの)を見て、えっ!あの有名なモンローの写真を撮った人だったの!とびっくり。その他にも、映画スターやファッションモデルの数々の写真は、映画ファンならよく知っているであろう、今まで自分も親しんでいたもの。キューブリックの「ロリータ」のポスターの写真は、もう何十年も自分の部屋に飾ってあるもの。このドキュメンタリーは、「真夏の夜のジャズ」を離れて面白いもので、マリリン・モンローや同時代の映画スターの写真などに興味がある人なら必見といえるもの。「真夏の夜のジャズ」からは、非常にクールな芸術家と思っていたバート・スターンという人の素顔というか、なんだか生臭いところもある人間性がうかがえて、たいへん興味深かった。自分は、なんとなくバート・スターンのドキュメンタリーと「真夏の夜のジャズ」は切り離して楽しみたいようにも思うのだが・・・。やっぱり「真夏の夜のジャズ」のクールなカッコよさと、ドキュメントのスターンという人の人間臭さにギャップが感じられてしまうのですね・・・。特典映像としては、他にドキュメントと同時期に撮られたらしい短いインタビュー、ルイ・アームストロング、エラ・フィッツジェラルドらのスターンによるフォトギャラリー、日本の予告編が付く。
60年代、日本人が憧れたアメリカのサマーバケーションです!
ミュージシャンの演奏もさることながら、このフェスティヴァルが開催された当時のアメリカの世相が非常によく記録された秀逸なドキュメンタリーです。
数曲をザッピングした段階でのレビューです。
もともと国内版のDVDで楽しんでいた作品です。内容はリピート鑑賞を誘う歴史的傑作。
今回のブルーレイ化では画質はみずみずしく、チャック・ベリー等を舞台の袖から、あるいはすぐそばで眺めているような迫力。流れる汗の一粒一粒がくっきりです。
音質の向上も凄まじい。チコ・ハミルトン楽団でのドルフィーのフルート、こんなに鳴り響いてたのですね、静かに、でも高い音圧で。
本当に買ってよかった。この商品に携わった関係者の方々に深く感謝します。
本編は86分ながら、街を歩いていれば耳に入る身近な音楽にフォーカスしており、
日常の中の音楽を聴いて楽しむ丁度いい長さの映画。
また、4K修復版 Blu-rayということもあり、画質も良く、音声は96khz 24bitの2.0chモノラルと48khz 24bitの5.1chが収録されており、高画質、高音質な点も魅力の一つ。