クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男 [DVD]

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男 [DVD]詳細

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男 [DVD]

#40

タランティーノという唯一無二のジャンル 引退まであとわずか。奇才クエンティン・タランティーノのすべてに迫る危険なドキュメンタリー映画! ★貴重なインタビューの他にも監督作品の名場面、メイキング映像、タランティーノのお気に入りの映画のハイライトシーン、  エピソードをアニメ化した映像などを収録。 ★奇才タランティーノの頭と心の中を出演俳優たちが暴く!  傑作誕生の裏話を出演者、スタッフが暴露!今だから言える驚愕のエピソードの数々…謎めいたタランティーノの頭の中を、ぶった斬る! ・『レザボア・ドッグス』の伝説の耳切りシーンはこうして生まれた! ・『パルプ・フィクション』のジョン・トラヴォルタの役は、別の俳優の予定だった!… ・『ジャッキー・ブラウン』の亡きロバート・フォスター感涙秘話。 ・『キル・ビル』でのユマ・サーマン、事故の真相が今明かされる! ・タランティーノのスタントマンへの愛に胸が熱い『デス・プルーフ in グラインドハウス』 ・アカデミー賞 俳優ジェイミー・フォックスが、『ジャンゴ 繋がれざる者』でタランティーノからまさかの説教! ・「クエンティンに殺されると思った」と語るダイアン・クルーガー、『イングロリアス・バスターズ』で何が? ・『ヘイトフル・エイト』の天才的脚本の裏側。 ・最後にティム・ロスが「少し知っている」と明かす引退後の計画とは? 【解説】 1992年、監督デビュー作『レザボア・ドッグス』で、カンヌ国際映画祭に殴り込みをかけ、まさに一夜で時の人となったクエンティン・タランティーノ。 その後も新作を発表するたびに世界中の映画ファンを熱狂させ、「タランティーノ映画」と呼ぶしかない唯一無二のジャンルを打ち立てた。 いったいどうやって彼は、奇想天外な物語を次々と生み出し、観たこともない映像を作り出し続けるのか?そんな疑問に迫るドキュメンタリー映画が完成した。 監督第1作目の「レザボア・ドッグス」から8作目の「ヘイトフル・エイト」まで出演した俳優やスタッフたちが逸話と秘話を暴露する!! 【キャスト】 ゾーイ・ベル『デス・プルーフ in グラインドハウス』 ブルース・ダーン『ヘイトフル・エイト』 ロバート・フォスター『ジャッキー・ブラウン』 ジェイミー・フォックス『ジャンゴ 繋がれざる者』 サミュエル・L・ジャクソン『ヘイトフル・エイト』 ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』 ダイアン・クルーガー『イングロリアス・バスターズ』 ルーシー・リュー『キル・ビル』 マイケル・マドセン『レザボア・ドッグス』 イーライ・ロス『イングロリアス・バスターズ』 ティム・ロス『パルプ・フィクション』 カート・ラッセル『デス・プルーフ in グラインドハウス』 クリストフ・ヴァルツ『イングロリアス・バスターズ』 【スタッフ】 監督:タラ・ウッド 製作:タラ・ウッド / ジェイク・ゾートマン 製作総指揮:ヴェロニカ・“リキ”・ラッシング / アレン・ギルマー / ロバート・C・マガー / ロレイン・ラム / ローレンス・マリノ 音楽:タイラー・ウェンツェル 撮影:ジェイク・ゾートマン 製作:ジェイク・ゾートマン 【音声】 1.英語5.1chドルビーデジタル 【字幕】 1.日本語字幕 2.日本語デカ字幕 【仕様】 カラー / 16:9ビスタ / 本編101分 / 片面1層 / 1枚組 / MPEG-2 / 4Cピクチャーレーベル 【特典】 1.オリジナル予告編 2.日本版予告編 発売元:インターフィルム 販売元:インターフィルム 原題:QT8:THE FIRST EIGHT 製作:2019年 / アメリカ © 2019 Wood Entertainment

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男 [DVD]口コミ

前から見たいと思っていた当作、ようやくプライムビデオに追加されたのを発見したので視聴しました。
まあ、素直におもしろかったです。
タランティーノ推しなら当然楽しめること請け合いです。
ただ、気になったのはやはりキル・ビルでのユマ・サーマンの事故と、ハーヴェイ・ワインスタインの性暴力。
当作内でも釈明していましたが、ん~…微妙ですね。色々な部分で矛盾などを感じました。
まず、サーマンの事故はタランティーノが作品にリアリティを求めるあまり起こったので、しょうがないとも受け取れた。
過去共演者のコメントから同調圧力を感じて正直不愉快でした。
また、タランティーノは自身の作品で女性の強さを表現しているというが、盟友の性暴力を何十年も前から知っていたのにスルーし続けたのは何故なの?
理解不能だし、言動に矛盾がありすぎる。
これらの問題は当作に出演している過去共演者の少なさにも影響していると思われる。

…ということで星3つにしました。
タランティーノ作品は超がつくほど大好きです。しかしタランティーノという人間は好きになれないな~と思いました。残念なことですが。

タランティーノの劇映画、テレビ・ドラマへの偏愛が、各インタヴューから伝わって来る。
 御馴染みの男優、女優の他、スタント・ウーマンや、かつてのルーム・メイトが熱くQ・Tを語る。

 何故に映画やドラマ、ポピュラー音楽マニアとなったのかには、あまり触れられていない。
 母親が16歳の時に生んだ私生児だったことや、継父を含む親との葛藤、高校中退の経緯などはほぼスルーしている。
 それらもきっちりと描けば、もっとドキュメンタリーとして、奥行が出たのに残念だ。

 性暴力で収監中の盟友、ハーヴェイ・ワインスタインにも言及がある。
 しかし、男同士の友情なのか、タランティーノは「知らなかった」では済まないはず。
 絶縁後、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を形にしたのは驚きではあったが。

 それにしても、『パルプ・フィクション』や『キル・ビル』の裏側は、非常に興味深かった。
 個人的に『イングロリアス・バスターズ』、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、タランティーノならではのアイディア勝利。
 どちらも遣り過ぎだった『キル・ビル』より、ずっと楽しく観賞したものの、やはりピークは『パルプ・フィクション』。
 我等がQ・T、引退作で、『パルプ~』を超える作品を撮ることを期待しているぜ。