となりのシムラ [DVD]詳細
#72
どこにでもいそうな普通のおじさんが巻き起こす、 笑いとユーモア、ペーソスに溢れた上質な大人のコメディ。 志村けんがNHKとタッグを組んだ異色のコント番組を初DVD化。 約半世紀に渡り、テレビのど真ん中で笑いを追及して来たコメディアン・志村けん。 その新境地を切り開いたのが自身初のNHKでの冠コント番組となった『となりのシムラ』です。 お馴染みの派手なメイクや過激な演出を一切封じ、素顔そのままの志村けんが“どこにでもいそうな普通のおじさん”を演じます。 家庭や職場などの人間関係をコミカルに描き、思わずクスクスと笑ってしまうような傑作シチュエーションコントの数々。 実力派俳優たちによる豪華な競演など見どころも満載です。 2014年12月~2016年12月NHKで放送(全6回) ★日本の喜劇王、お茶の間に愛された志村けんさんが、徹底的に作り込んだコントを披露。個性豊かな多数のゲスト出演者との絶妙なやりとりは必見。 ★素顔そのままの志村けんさんが、どこにでもいそうな普通のおじさんを演じる。どれも傑作のシチュエーションコント。 ★演出には、「サラリーマンNEO」や朝ドラ「あまちゃん」「エール」を手掛けた吉田照幸。 ★特典映像には、志村けんさんのインタビュー番組ほか、未放送コントを収録! 【脚本】内村宏幸、平松政俊、藤原ちぼり、たかはC、徳野有美、福田雄一、志村康徳 【演出】吉田照幸 【プロデューサー】中山英臣、井澤秀治 【制作統括】 水高満 下田大樹 田熊邦光 西村崇 【出演】志村けん 1:片平なぎさ、田辺誠一、吉田羊、波瑠、高橋由美子、原田泰造(ネプチューン)、野間口徹、小泉麻耶 2:西田敏行、伊藤蘭、ピエール瀧、菊地凛子、松岡茉優、山本美月、マキタスポーツ 3:石野真子、高嶋政伸、井川遥、高橋一生、野間口徹、笛木優子、中村ゆり、山本美月、菊池亜希子、村岡希美、八十田勇一、宇野祥平、松本岳、中上サツキ、須田瑛斗 4:麻生祐未、貫地谷しほり、菊地凛子、木南晴夏、染谷将太、高橋一生、中村蒼、野間口徹、やべきょうすけ、吉田羊 5:阿部サダヲ、吉岡里帆、佐藤仁美、高木ブー、床嶋佳子、伊藤沙莉、副島淳、八木亜希子、岸本加世子、深水元基、高山侑子、志保 6:原日出子、小林聡美、野間口徹、富田靖子、長谷川京子、波瑠、浜野謙太、萩原聖人、浅利陽介、八十田勇一、中上サツキ、山下リオ、川栄李奈、近野成美、東加奈子、山田キヌヲ、入来茉里 【収録内容】 DISC1:1~3収録 DISC2:4~6収録 【特典映像】 ・志村けんインタビュー(「スタジオパークからこんにちは」より) ・未公開コント(「明日は、人間ドック」) 【封入特典】 特製ブックレット12P 1:2014年12月16日 2:2015年8月17日 3:2015年12月25日 4:2016年3月26日 5:2016年9月22日 6:2016年12月26日 NHK総合テレビで放送 バラエティ/セル/本編263分+特典35分/16:9LB/ステレオ・ドルビーデジタル/片面二層/カラー/2枚組/ブックレット付 発行・販売元:NHKエンタープライズ ©2021 NHK
となりのシムラ [DVD]口コミ
以前NHKて放送されていたやつですね。たまたま見つけたので即買い。DVDになっていたなんて…。あらためて…志村けんは面白いです。
ペーソス溢れてます。
NHKで志村さんがコント?と、放送時はびっくりしました。
くすっと笑えたり共感できる所もあり、従来の志村さんのコントとは別のジャンルで、日常生活から繰り広げられる、味のあるドラマのように感じます。
共演の役者さんも、いい味出してます。
サラリーマンやおじさんをよく観察されていて「役者志村けん」を見ることができる作品。
永久保存版です。
10年おきに見直そうとおもいます。志村さん大好き❤
となりのシムラは大好きな作品なので、もっと良い画質で作って欲しかった。
そこだけが残念です。
2020年は志村けんにとって転換点となる一年になるはずだった。
通年の自身の番組や舞台をこなしつつも、春には朝ドラに出演、夏には聖火リレー、
秋から冬にかけては主演映画のプロモーション。
そして今頃は日本アカデミー賞など話が上がっていたかもしれない。
全ては儚い夢になってしまった。
「となりのシムラ」は還暦を過ぎた志村が挑戦した新たな形のコント番組だ。
扮装をせず、ロケに出て撮影されるスタイルは、コントと言うよりはドラマに近く、
笑いの種類も日常の中の共感を誘う、「芝居」が強く意識されたものとなっている。
志村けんは芝居に対して慎重だった。
いわゆる「シリアス無言劇」など、若い頃から芝居を強く意識したコントを作り、
俳優畑の人間とも多く共演しながらも、一貫して映画やドラマに出演しなかった。
高倉健をしてようやく「鉄道員」(1999年)に出た程度である。
スタジオコントでもセットを作り込み、数分のコントでも演じる役の背景を考える。
まず「本物」に見えることが、その後の飛躍である笑いにつながると考えていただけに、
「本物」を演じて勝負する俳優の世界に強いリスペクトがあったからなのではないだろうか。
そんな志村の姿勢を緩ませたのが本作であり、この企画が第6弾まで続いたことが
志村自身「成功」と感じていた証だろう。そして、演出・吉田照幸への信頼感が
「エール」(2020年)につながったのは間違いない。
本作は壮年男性の哀愁と可笑しみを中心に描かれるが、それは現代への批判などではなく、
「家庭」への羨望と若者への温かい眼差しに終始している。
まさに何の扮装もしない人間・志村けんが味わえる作品と言えるのではないだろうか。
古希を迎え、哀愁を滲ませながら笑いを誘う良い役者になっただろう姿を想像しながら、
本作を何度も味わいたいと思う。
普段の生活の会話の中で、とても共感できる楽しさがあり、観てるみんなが心から笑えて、志村けんさんらしさが出てる作品です。
亡くなってしまったのがとても寂しいです。
2014年から2年間に渡り不定期に放送されたコント番組であり、志村さんとNHKとの初タッグ作品です。
志村けんさんのコント番組と言えば、どうしても「フジテレビ」のイメージが強く、
優香さんやダチョウ俱楽部など、もう出来上がったチームでのコントがお馴染みだったので、
たまには、志村さんと実力ある俳優さんとの絡みが観たいな~とずっと思っていました。
なので、「となりのシムラ」が始まった時は、凄く楽しみで、キャラクターのない志村さんが新鮮に映りました。
大好きなおすすめコントは、西田敏行さんとの「同室の男」と伊藤沙莉さんとの「決まりなんで」。
特に、伊藤沙莉さんは、この後、志村さんとのドラマ特番で共演もされましたが、その演技力に唸りましたね。
この番組をきっかけとして、去年、朝ドラにも出演され、あの山田洋次監督作品の主演も決定されていました。
70代になって、俳優にもチャレンジされようとしていた志村さん…。
どんな演技をされるのか、観たかったですね。もう無念でしかありません…。
このDVDでは、特典映像が入っており、トーク番組での志村さんの仕事観などが聞けて、とてもお得です。
「ドリフ」大好きな私ですが、私の中では、長さんも志村さんもずっと生き続けています!
是非、皆さんも志村さんの「キャラに扮していない素のおじさん」コントを楽しんで下さい。