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ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ [DVD]

ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ [DVD]詳細

ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ [DVD]

#16

人生で一番大事なことは、成功することじゃない。歩むことだ。

【特典映像】
・予告編1分
・予告編2分
・コロナ禍の世界・日本へのメッセージ
・日本の子どもへのメッセージ
※予定は変更となる場合がございます。

【作品内容】
世界でいちばん貧しい大統領と言われたホセ・ムヒカ。
その生き方に誰もが心打たれた
世界でいちばん心豊かな大統領が日本に残した贈り物とは?

2010年から5年間、南米の小国ウルグアイの大統領を務めた第40代ウルグアイ大統領ホセ・ムヒカ。
彼は、収入の大半を寄付、公邸に住むことを拒み、愛妻と愛犬と共に小さな農場で質素な暮らしを続けた。
そんな姿から、敬意を込めて“世界でいちばん貧しい大統領”と呼ばれている。

ムヒカの名を世に知らしめたのは2012年にブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連持続可能な開発会議での名スピーチ。先進国の大量消費社会を強く、しかし優しい口調で批判。
彼の言葉はたくさんの言葉に翻訳され、世界中の多くの人々に影響を与え、日本では「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)という絵本になり、ベストセラーを記録した。

ムヒカのスピーチに大きな影響を受け、取材を重ねることから始まったムヒカと日本人若手監督の不思議な交流。
ムヒカが日本に贈ってくれた、あふれるほどの愛に満ちた感動のメッセージの数々は、これからを生きる私たちの道しるべとなるだろう。

【あらすじ】
2012年、ブラジル・リオデジャネイロで開かれた国連会議にて、現代の消費社会を痛烈に批判し、人類にとっての幸せとは何かを問うたウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ。
その感動的なスピーチ動画が瞬く間に世界中で話題になったことで、田部井監督は当時ディレクターを務めていたテレビ番組で彼を取り上げることになる。
ウルグアイへ渡った監督はそこで一度も日本に訪れたことのないムヒカが、日本の歴史や文化にとても詳しく、尊敬していることに驚かされる。
なぜ、ムヒカは日本のことをよく知っているのか?
その後もその疑問の答えを突き止める為に監督は何度もウルグアイへと渡り、大統領退任後のムヒカへの取材を重ねる。
ムヒカの言葉に心を動かされた監督は多くの日本人にムヒカの言葉を聞いてほしいと願うようになり、ムヒカ自身も訪日を熱望。
絵本の出版社の協力を得て、彼の来日が実現する……。

【キャスト】
ホセ・ムヒカ、ルシア・トポランスキー

ホセ・ムヒカ プロフィール
1935年ウルグアイ生まれ。幼い頃より、パン屋、花屋などで働き、10代から政治活動を始める。
60年代は当時の独裁政権に反抗する非合法政治組織「トゥパマロス」に参加。ゲリラ活動による4度の投獄を経て釈放。
その後、1994年に下院議員に初当選。1999年に上院議員に当選。2004年に上院議員に再当選。2005年~2008年に農牧・水産大臣に就任。
2010年3月~2015年2月末まで第40代ウルグアイ東方共和国大統領を務めた。
給料の大半を貧しい人のために寄付し、公邸での居住を拒否。歯に衣着せぬ物言いが話題に。
2012年、「国連持続可能な開発会議」でのスピーチで世界の注目を浴びる。2020年10月、政界からの引退を表明。趣味は花の栽培。

【スタッフ】
監督:田部井一真
企画・プロデュース:濱潤
プロデューサー:大島新・堀治樹
撮影:中島大樹
編集:大山幸樹
音楽:石﨑野乃
ナレーション:安藤サクラ
主題歌:『uzu』/三浦透子(作曲/編曲:森山直太朗)
製作:フジテレビ、ネツゲン、関西テレビ
配給:KADOKAWA
宣伝:アンプラグド
協力:「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」(汐文社)

【DVD仕様】
2020年/日本/カラー/本編98分+特典映像/16:9LB/片面2層/ ドルビーデジタル2.0chステレオ/1枚組
※仕様は変更となる場合がございます。

© 2020「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」製作委員会
発売元:フジテレビジョン
販売元:TCエンタテインメント

ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ [DVD]口コミ

制作内容そのものは正直、大したものではないが
ムヒカ大統領の数々の名言は心に刺さります。
日本より日本の将来をよく見抜いていて今の政治の堕落ぶりの理由も見え隠れします。

アメリカで育ち、欧米で人生の半分を過ごしてきた40代です。
頭では分かっているけど確信がなかったこと、日本がいかに宝を持っているのか、
ムヒカさんが訴えて、気づかせてくれた。
欧米の良いところを取り込めたのも日本の良いところ。
ただ、今の世界は多様な価値観と文化が必要とされている。
日本は、自然との調和、思いやり、もったいないと思う心、宝物が
いっぱいある。勉強しよう、再認識しよう、日本の文化を、宝を。
それらの宝を、考え方を実践に取り込もう。そして、勇気のある一歩で
世界に向けて、日本が思う「幸せの道」を発信しよう。

少し大きな話をすれば、コロナ危機、気候変動、格差と分断、大国間競争、
いずれも途方もなく難しい問題だが、日本の宝、考え方を持って向き合って行けば、
自ずと日本が発信する解決策、働きかけは見えてくるのではないか。
胸に手を当ててみたら、きっと僕なんかより、ずっと日本のみんなは分かっている
んじゃないかと思う。

日本は遅れているのではない。今の日本に変革をもたらすのは黒船ではない。
日本が持っている良さを育み、伸ばしていき、その力で世界に貢献することだ。
日本人として生きることが、こんなに楽しみな時代はないですね。

この動画を見て日本人の考え方を見直す事が必要だと考えさせられたものでした。とても良かった。

とても良い内容で、感動しました。

経済発展、科学技術の発展は人類の幸せの為ではなくてはいけない。ともすると発展は人々を不幸する。例えばあなたが家を買ったとするとそれはお金で買ったのではなく、あなたの人生の働いた時間で買ったのだ。
日本は島国で資源のない中、リサイクルでものを大事にしてきた。しかし、欧米化を急ぎすぎたため、本来の日本の考え方、生き方を忘れ始めている。とムヒカさんは言ってます。その通りだと思います。
コロナ渦の中、もう一度地球にやさしい生き方、そして古い日本人の考え(和を尊ぶ)がグローバルスタンダードになれば。

あるサイトでこのビデオを知り、検索したらあったではありませんか。会員特典の無料でみられてらなおよかったのですが。このドキュメントは地域で自主上映したいと思う作品でした。

この映画そのものへの評価をしようとは思わない。
が、ムヒカのスピーチにはいろいろと感じるところがあった。
特に、東京外国語大学(一応、ぼくの母校でもあるw)でのそれだ。
会場に居る学生だけでなく、外のスクリーンを観ている学生も涙を流していた。
ぼくも、不覚にも彼のスピーチに落涙してしまった。
彼がトゥパマロスというウルグアイの左翼ゲリラに属し、4回の逮捕歴、12年の投獄を経験したことということもある。
彼の情熱、愛、いろいろと挙げられる。
それらはすべて彼のスピーチのパワーの根源なのだが、今のぼくの(教養教育について問題意識を持って調査しているという)関心から言えば彼の驚くべき教養がなければ、これほどのスピーチはあり得ないということなのだ。
教養的知識の豊富さもさることながら、それらを総動員して世界と対峙するだけでなく、自己を相対化して見せる。
それがきることこそが、本来の教養だとぼくは思う。
しかもニヒリズムに陥ることなく、あるいは過剰なパトスに陥ることもなく、である。
教養という意味の本質を再認識させらたのであった。

彼の人生哲学、偉大さを知る素敵なドキュメンタリー映画でした。
その人生哲学はきっと、私たち人間が本来持って産まれたものであって、それを忘れている。そう感じます。
彼のあの優しい眼差しには、私達が日々見過ごしている『真実』が見えているんだろうと思います。
「あぁいい映画みたなぁ」だけで終わらせたくない、考え、学びを実行したい映像作品でした。
こういったシリーズで、他の偉人の方の映画も見てみたいです。