J.シュトラウス 喜歌劇《こうもり》全曲 [DVD]詳細
#89
最高の顔ぶれによる歌唱とロイヤル・オペラの素晴らしい演奏によって収録されたワルツ王、ヨハン・シュトラウス2世の最も愛されているオペレッタの名曲の舞台映像!
01. 序曲
02. 第1幕 ウィーン郊外の湯治場にあるアイゼンシュタインの館
03. 第2幕 その日の夜、オルロフスキー公爵の別邸の広間
04. 第3幕 刑務所長フランクの部屋
プラシド・ドミンゴが、独特で上品な指揮でイギリスでのデビューを飾った作品。今は亡き、世界的な名バリトン歌手、ヘルマン・プライのアイゼンシュタインと、共演のキリ・テ・カナワのロザリンデが見もの。
収録:1984年 コヴェント・ガーデン ロイヤル・オペラ・ハウス
●<出演>ロザリンデ:キリ・テ・カナワ/ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:ヘルマン・プライ/夜会のゲスト(第2幕):シャルル・アズナヴール(シャンソン歌手) メール・パーク (英国ロイヤル・バレエ)ウェイン・イーグリング(英国ロイヤル・バレエ)他/指揮:プラシド・ドミンゴ/演奏:コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
●世界三大テノールの一人である、プラシド・ドミンゴが、独特で上品な指揮でイギリスでのデビューを飾った作品。
作品時間: 177分
ディスクフォーマット: 片面2層/リージョンコード: 2/カラー[NTSC]
画面サイズ:4:3
音声仕様:ドルビー・デジタル・ステレオ
字幕:1英語 2ドイツ語 3スペイン語 4日本語
J.シュトラウス 喜歌劇《こうもり》全曲 [DVD]口コミ
歌手とはいえ皆さん演技が上手いですね。特にヘルマン・プライは最高。
台詞もドイツ語、英語、フランス語が混じり、時には一度だけですが日本語も出て来てとても面白かったですね。
またアドリブでヘルマン・プライが舞台上から指揮者に向かって笑いながらドミンゴと呼びかけ、ドミンゴも笑顔で応じたり、第3幕ではコウモリ博士がこれまたプラシド・ドミンゴと呼びかけると、今度は指揮台のドミンゴが朗々とした声で「浄きアイーダ」の冒頭を歌い出して舞台を圧倒するなど、まさにコベントガーデン大晦日のハチャメチャ年越公演の録画でした。
キリ・テ・カナワもCDで聴いたときはちょっと声に艶が無いように思ったのですが、この公演では素晴らしい声でした。
いや~! 久しぶりに面白いDVDに出会い、十分に楽しみました。
時代を感じる画面比率や画質はともかく、テ・カナワの歌声もバレエも指揮者!ドミンゴの掛け合いも、充分に贅沢で楽しめます。衣装も可愛いです。ヒルデガルト・ハイヒェレのアデーレがモヤモヤさせられる位、上手です。 全てシャンパンの泡のせい!が盛り上がる素敵なコウモリでした。
出演者の個性と演技、衣装、舞台づくり、演出、ドミンゴ指揮の音楽どれをとっても良く、クオリティーの高い本当に楽しめる作品です。
プレイヤー に セツト して 始動 しますと 序曲 の 繰り返し のみで 1幕 に 進み ません。欠陥商品 でしょうか.ご検討をお願いします。 この為 次回予定の 発注 は ホールド しています。
何といっても、このDVDの凄さは、アイゼンシュタインに、ヘルマン・プライ。更に、ロザムンデに、キリ・テ・カナワを起用している事。
特にアイゼンシュタインのプライは、のっている感じで、大いに盛り上げてくれている。「コウモリ」は、面白さ・滑稽さも大切なオペレッタ。今までオペレッタに、あまり興味のなかった人々にも、楽しんで頂ける事と思います。
私はオペラ初心者で、楽しいオペレッタが好みです。「こうもり」は最初にカルロス・クライバー指揮、ロザリンデ役にパメラ・コバーンのDVDを買い、次にロザリンデ役がルチア・ポップのもの、そして今度はこの1983年大晦日にコヴェント・ガーデンで演奏されたキリ・テ・カナワ出演のDVDを買って観ました。これが前二者と違うのは英国で大晦日に演奏されたものなので、会話の可なりの部分が英語で話されていること、パーティの場面の特別出演でシャルル・アズブナールのシャンソンやバレエなどが観られ、指揮者がプラシド・ドミンゴと、いろいろお祭り気分が盛りだくさんなことです。それに歌手のヘルマン・プライも良いですが、キリ・テ・カナワのロザリンデがとても魅力的でした。画質も30年ほど前のものとしては悪くないです。
もともとが楽しいオペレッタだからそこそこ楽しめたが、最高の「こうもり」ではないだろう。ほかの指揮者・演者のものも探して聴いてみたい。
ここでのレビューを参考にして、この「こうもり」を購入しました。期待にたがわぬ楽しいものでした。指揮者プラシド・ドミンゴの登場から劇場内は既に大盛り上がり。勘違い男のアルフレードもいい味出してて、彼が有名なアリアの一節を歌うたびに曲当てクイズよろしく客席がワアーッと反応するのも楽しく、ライブ(それも年越しの)録画の特長が良く出ています。
私はオペラファンですが、堪え性の無い方で、退屈ならすぐ寝てしまうクチです。が、これは最後までわくわくニコニコしながら聴きとおしました。
ヘルマン・プライはじめ、キャストの皆さん芝居も本当に達者ですが、やはり音楽がしっかりしてこその楽しさですね。ヨハンシュトラウスの音楽は耳に心地よい割に、かなり難易度高いと思います。例えばロザリンデの歌うチャルダッシュはこれまで長いと思っていましたが、キリ・テ・カナワが歌うと全然長くなかったです。名人芸で軽やかに楽そうに歌う境地に達している人達が、更にお遊びもふんだんに入れて自ら楽しんでいる、それを客席も一体となって楽しんでいる、そんな雰囲気を味わえました。ドミンゴがどこでひと声出すのかは内緒にしておきますね!