『LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-』 [Blu-ray]詳細
#57
[収録内容] ・本編 ・特典映像:短編演劇『二輪咲き』 収録分数:163分(本編:134分+特典映像:29分) 封入特典: 20Pブックレット 初回限定封入特典:トレーディングカード 3枚セット(全17種ランダム封入) [セールスポイント] 劇作家・末満健一がライフワークとして掲げるTRUMPシリーズの最新上演作! 2014年に初演以降、シリーズファンの間では伝説的な作品として根強い人気を誇る『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』が改稿によって深度を増した脚本と新たな楽曲を携え、TRUMPシリーズ15周年の幕開けを飾る新約版『LILIUM』として上演。 シリーズ初となるフルキャストオーディションによって2000通を超える応募の中から、「演技力」「歌唱力」「役とのケミストリー」という徹底した実力至上主義にて選抜されたキャストによる残酷ともいえる少女たちの物語を描き出す。 [内容解説] ◆INTRODUCTION 劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年より展開する演劇シリーズ作品「TRUMPシリーズ」。人間でいうところの思春期=繭期(まゆき)の吸血種の少年たちが生を渇望する姿を描いたシリーズの原点『TRUMP』をはじめ、 これまでに『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』、『SPECTER』、『グランギニョル』、『マリーゴールド』、『COCOON 月の翳り星ひとつ』、『黑世界 雨下の章・日和の章』、『ヴェラキッカ』とシリーズ作品を次々上演。 最新上演作『LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-』は2014年の初演以降シリーズファンの間では伝説的な作品として根強い人気を誇る『LILIUM -リリウム 少女純潔歌劇-』を改稿し、深度を増した脚本と新たな楽曲を携えて、TRUMPシリーズ15周年の幕開けを飾る。 音楽を手掛けるのは、これまでもTRUMPシリーズの楽曲を数々手掛けた和田俊輔。 ◆STORY 雨が降り続ける森の奥深くにあるサナトリウム。 そこは《クラン》と呼ばれ、 繭期(人間でいうところの思春期)の吸血種の少年少女たちが療養しながら暮らしていた。 そのクランから、シルベチカという一人の少女が失踪する。 友人であるリリーはシルベチカをさがし求めるが、サナトリウムの仲間たちは誰も彼女を覚えていなかった。 シルべチカとは、リリーの妄想が生み出した幻なのか。 疑念にかられるリリーであったが、スノウという少女がシルべチカを覚えていることを知る。 また、ファルスと名乗る少年がリリーに接近してくるのだった。 少女たちの秘密が明かされる時、残酷な運命の扉が開く─── ◆STAFF 作・演出:末満健一 音楽:和田俊輔 ◆CAST リリー:内田未来 スノウ:浜浦彩乃 ファルス:大森未来衣 マリーゴールド:斎藤瑠希 紫蘭:白鳥光夏 竜胆:河本彩伽 シルベチカ:北御門亜美 キャメリア:齋藤千夏 チェリー:加藤弘美 カトレア:真弓 ローズ:アイザワアイ ナスターシャム:岡本美歌 マーガレット:川崎愛香里 ジャスミン:中原櫻乃 クレマチス:黒木柚衣奈 ミモザ:八尋雪綺 モンステラ:能勢うらら ◆SCHEDULE 2023年4月15日(土)~23日(日)東京/サンシャイン劇場 2023年4月28日(金)~5月3日(水・祝)大阪/梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ ※商品収録内容・収録分数は変更になる場合がございます。 [発売元] ポニーキャニオン [販売元] ポニーキャニオン [コピーライト] (C)2023 WATANABE ENTERTAINMENT —- TITLE:LILIUM -a Musical for the Girls’ Purity- <About LILIUM -a Musical for the Girls’ Purity-> LILIUM has been very popular amongst the fans of TRUMP series as a legendary production since it’s first put on in 2014. This year(2023), we had put on a new production of LILIUM with a renewed book and new songs. For the first time in the series, we have organized an open audition. More than 2000 actors applied, and the casts were chosen based purely on their acting and singing skills, also on their chemistry with the parts. Those girls with exceptional talents draw a cruel story of adolescence on stage. <About The TRUMP series> The TRUMP series is a series of stages created by the playwright, Ken-ichi Suemitsu as a lifework. It’s a gothic fantasy about vamps under the legend of TRUMP, the vampire of the origin with eternal life. [ LILIUM Blu-ray・DVD Regular Edition] ◆Blu-ray・DVD Contents include: the Main Feature + a Short Stage『The Double Blossom』 ◆Packaged Bonus Contents include: ・20-page Booklet ◆Limited First Edition’s Packaged Bonus Contents include: ・Set of 3 trading cards (17 types in total, randomly enclosed) (C)2023 WATANABE ENTERTAINMENT
『LILIUM -リリウム 新約少女純潔歌劇-』 [Blu-ray]口コミ
TRUMPシリーズや末満作品が好きな方には、購入して頂くことを強くお勧めします。ハロプロ版とはまた違った良さがあるので、そちらを鑑賞されたことがある方にも見て頂きたいです。
演者の皆さんには、この作品に出てくれて、各キャラクターを演じ、愛してくれてありがとうと直接お伝えしたいくらい、熱量や演技、歌唱等全てが素晴らしかったです。これからの活躍が楽しみな俳優さんが沢山いらっしゃいました。また、照明や音響等々裏方さんの技術も凄く、LILIUMの世界に没入出来ました。
結末は知っていましたが、それでも「みんな幸せになって欲しい」と思わずにはいられませんでした。終盤にかけて涙が止まらなかったです。
末満さんが作り出すグランギニョルは素晴らしいですね。非情な内容に比例するような美しさも併せ持っており、結末が悲しいものであってもまた見たいと惹かれるものがあります。
「永遠の繭期よ、ここに」
初演は後からその伝説っぷりをきいていて、再演されると聞いた時は本当に嬉しかったです。
初演と比較してしまうと、ハロプロ特有の10代の拙さ儚さが放つ美しさとは別物の、高い技術で型どられた細い輪郭をもった作品だなと思っており、どちらが良い、と言う話は本当に好みだと思います。
私は観劇当時、最初の曲の、初演にはない力強いコーラスを聴いた時に「再演も観てよかった」と心の底から思いました。
舞台的な歌唱力は格段に上がっている分、女優さんたちはみんな存在感がしっかりして確かにそこにいるので、「そつなくこなされた作品だな」と感じてしまう人もいるかと思います。
曲数が増えたのでミュージカル好きにはうれしいです。
セットは森モチーフで、他のTRUMP作品のゴシックさは感じられません。仲間内では「とっとこハム太郎」と読んでいました。
衣装が上質になりましたが、ぱっと見みんな似ているので最初はキャラクターを見分けられないかもしれません。
個人的に、ファルスのパンツは脚のラインを拾わないもっとワイドなパンツにして欲しかった……女性的に見えます。キャメリアはいいのに。
でも今回増えたファルスのソロ曲は、その歌唱力をもって圧巻です。
キャストで言えばプリンセスマーガレットも、「まーちゃん以外受け入れられる自信がない……」と思っていましたが、川崎ちゃん声が本当に可愛らしく、そして追加曲がその良さを爆発させ素晴らしく、こちらも大好きになりました!衣装もお姫様でかわいい〜!
私が観劇したのは二輪咲きハズレ公演だったのでBlu-rayも購入しました。後出し二輪咲きのことはまだ根に持ってます。
初演DVDを何度も見ているので、Blu-rayの美しさは本当にすごいと感じます……
初回特典?のカードはいらないから値段を下げて欲しかった。でもブックレットは見やすく美しく、シリーズで1番気に入りました。
10th Blu-rayシリーズと外装揃えて欲しかったなーと思ったり。アレの真っ白ver.みたいな。
観劇時は見きれなかった表情などの細かいところが見られて、スイッチングは満足です!
トランプシリーズはこれから入ったため、旧版は知りません。
ストーリーも監督の訴えなども人生に刺さる内容でした
日本のミュージカル界は、未だに輸入モノが主流と感じますが、近年の日本オリジナルミュージカルも世界に誇れるクオリティを実現しつつあると感じてます。その筆頭が「新約リリウム」。プロット、楽曲、美術、すべてが素晴らしく、才能溢れるクリエイター達の結晶です。とてつもない衝撃を受けました。(オリジナルのリリウムも大好きです)「デスノート ミュージカル」も傑作だと思いますが、作曲者はアメリカ人ですね。筆者はまだまだ不勉強ですが2.5次元(憂国のモリアーティなど)も見応えあります。「ぼっち・ざ・ろっく」も引き込まれました。宝塚のオリジナル作品はどうなのでしょう?日本オリジナルのミュージカルを、どんどん盛り上げていきたいですね。
期待が大きすぎたせいも手伝ってか、最後までテンション上がらずじまいだった。特に目について前のハロプロ作と違うところといえば、曲数が増えミュージカルとしては、より充実した内容になっていたこと。それはいいが、スピンオフの短編劇『二輪咲き』に関連して、謎解き部分に改変されているところがあるが、変えなければ物語に致命的な矛盾などが生じたりするわけでもないので、ネタバレさせて『二輪咲き』初見の人の楽しみを減じさせることもないのにと思った。
そして、メイクがよりバンプらしいホラー色を濃くしている。逆にいえば人間らしくなくなっている。前作のハロプロアイドルたちの、現代のリアル10代女子らしいワチャワチャ感をもったキャラに比べると、異界に棲む異人種感が深まったことから、感情移入の度合いがやや浅くなってしまった感触をもった。可憐で無邪気で闊達なハロメンたちの、今どき女子っぽい明るいキャラ立ちが、前半楽しくギャグを炸裂させたうえに、後半のダークな悲劇性をより強調する効果をみせていたように思う。歌唱も演技も、普段の音楽ライブと同様の、熱っぽい体当たり感のあった前作のほうが、より共鳴してくるものがあった。
…何て書きながら、やっぱり前作びいきみたいになっちゃうなぁ~と息をつく。過去作を観てない方で、ハロプロにも全く無関心な人だと、全然違った感想をもたれるのではないか? この拙文を読んでくださっている方は、筆者が普段からハロプロのライブなどを日常的に鑑賞し、前作のDVDを数十回もくり返し観ているハロプロファンであることを念頭において、駄文の咀嚼をしてくださるようお願いしておきます。
初演は、某プロさんで演技に期待してなかったので100歩譲れましたが、今回はオーディションで選ばれたとの事で楽しみにしてました。ところが、、、TRUMPシリーズで群を抜いてと言うか、末満さん作品とは思えない程酷いメンバーさん達でした。台詞は棒読み、振る舞いは棒立ちで集中して見れません。歌はある程度安心して聞けますので歌唱能力を優先したのでしょうか。物語は面白いです。