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ミュージカル『ヴェラキッカ』Blu-ray 通常版

ミュージカル『ヴェラキッカ』Blu-ray 通常版詳細

ミュージカル『ヴェラキッカ』Blu-ray 通常版

#27

〈収録内容〉 BD1枚組:本編(161分)+全景映像ダイジェスト(17分) ★封入特典 16Pブックレット 舞台写真ポストカード [セールスポイント] 劇作家・末満健一がライフワークとして掲げるTRUMPシリーズ最新作は、“TRUMP流”人間愛奇劇! [内容解説] ◆INTRODUCTION 劇作家・末満健一がライフワークに掲げ、2009年より展開する演劇シリーズ作品「TRUMPシリーズ」。 人間でいうところの思春期=繭期(まゆき)の吸血種の少年たちが生を渇望する姿を描いたシリーズの原点『TRUMP』をはじめ、 これまでに『LILIUM-リリウム少女純潔歌劇-』、『SPECTER』、『グランギニョル』、『マリーゴールド』、 『COCOON 月の翳り星ひとつ』 、 『黑世界 雨下の章・日和の章』とシリーズ作品を次々上演。 最新作のミュージカル『ヴェラキッカ』は、ある一族を通して、「人の想い」を奇怪かつ情念深い物語で描き出す、“TRUMP流”の「人間愛奇劇」。 音楽を手掛けるのは、これまでもTRUMPシリーズの楽曲を数々手掛けた和田俊輔。 主人公であり、ヴェラキッカ家の当主、ノラ・ヴェラキッカを演じるのは、宝塚歌劇団月組のスターとして高い人気を誇った美弥るりか。 ノラの遠い親戚、シオン・ヴェラキッカ役には、ミュージカルに数々出演し、高い歌唱力を持つ実力派俳優・松下優也。 ノラの異母弟カイ・ヴェラキッカ役には、ダンスボーカルユニット「Lead」のメンバーとして活動しながら、『マドモアゼル・モーツァルト』『プリシラ』等ミュージカルにも出演する古屋敬多。 そして、新たに養子としてやってくるキャンディ・ヴェラキッカ役には、声優・女優として活躍する平野綾。 その他、愛加あゆ、大久保祥太郎、斎藤瑠希、西野誠、宮川浩など豪華キャスト陣が集結! ◆STORY TRUMP流「人間愛奇劇」開幕。 ようこそ、秘密に覆われた荘園へ 名門貴族ヴェラキッカ家の当主ノラ(美弥るりか)は、遠縁の親戚であるシオン(松下優也)、異母弟のカイ(古屋敬多)、シオンの妹ジョー(愛加あゆ)、 家庭教師のロビン(宮川浩)、執事のウィンター(西野誠)ら一族の仲間や、クレイ(大久保祥太郎)、マギー(斎藤瑠希)ら養子たちに囲まれて暮らしていた。 ヴェラキッカ家の吸血種たちは、全員がノラに強烈なまでの愛情と執着を見せる。 そこに新しい養子であるキャンディ(平野綾)が迎えられる。 ノラを巡るマウントゲームにキャンディが巻き込まれたことから、ヴェラキッカ家の秘密が暴かれていく。 ◆STAFF 作・演出:末満健一 音楽:和田俊輔 ◆CAST ノラ・ヴェラキッカ:美弥るりか シオン・ヴェラキッカ:松下優也 カイ・ヴェラキッカ:古屋敬多(Lead) ジョー・ヴェラキッカ:愛加あゆ クレイ・ヴェラキッカ:大久保祥太郎 マギー・ヴェラキッカ:斎藤瑠希 ウィンター・ヴェラキッカ:西野 誠 ロビン・ヴェラキッカ:宮川 浩 キャンディ・ヴェラキッカ:平野 綾 養子たち:畑中竜也、山﨑感音、伊藤わこ、金井菜々、千歳ふみ、能勢うらら ◆SCHEDULE 2022年1月15日(土)~23日(日) 東京・東京建物Brillia HALL 2022年2月2日(水)~6日(日) 大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール [発売元] ポニーキャニオン [販売元] ポニーキャニオン [コピーライト] (C)2022 WATANABE ENTERTAINMENT

ミュージカル『ヴェラキッカ』Blu-ray 通常版口コミ

とても良い作品を
良い状態で受け取りました。

観れば、その凄さが分かります。

クラン在籍中、不慮の事故で両親をうしない孤児となったキャンディ(平野綾)は、名門貴族ヴェラキッカ家に養子として迎えられる。ヴェラキッカは、血盟議会の統治からも距離をおき、独自の小国を形成させているほどの一族だった。そして、その壮麗な住まいには、館の住人たちから異常なまでの偏愛を捧げられる、ノラ(美弥るりか)という女当主が君臨していた…。

住人から異様なまでの敬愛を向けられる女主人が、神秘的な影を落とす館という設定から、ミステリ小説好きの筆者は、デュ・モーリアの『レベッカ』などを想起して、それだけで嬉しくなってしまった。また物語がすすんで、決して正常とはいえない歪みを見せるこの閉鎖空間が、悲愴な愛と贖罪の情念から形成されたものであると知れてきた時、同シリーズの『リリウム 少女純潔歌劇』を思い起こしていた。比較してその共通点と相違点に言及したいところだが、それをやるとネタばらしせざるえないので、筆を進めずにおく。ただ、ゴシックミステリ好きのハートを揺さぶる、仕掛けと悲劇で構築された舞台であったとだけ書いておく。

今回は、剣劇などのアクションシーンがなかったので、シリーズのなかでは、比較的残虐性や凶悪性の少ないソフトな印象を受けた。そのぶん歌とダンスのミュージカルとしての楽しさに、思わず拍手したくなる瞬間がいくつもあった。そして、なによりも強く印象に焼きついたのは、主演の美弥るりかさんの存在。登場するたびに絢爛と衣装がかわる(これが主役を美しく見せるための演出というだけでなく、ある種の伏線でもあるのがニクい)、その凜とした立ち姿。ステージとストーリーの中心で、作品をささえる華麗な大黒柱となった、その美しくカッコいい存在感に、すっかり魅せられてしまった。シリーズを追っている方だけでなく、ミュージカルファン、ミステリ好き、宝塚ヲタなど、色んな方が楽しめる作品になっているのではないかと思う。

松下優也さんが出演しているので買いました。抜群の歌唱力に表現力。松下優也とアーティスト活動YOUYA(ゆうや)と活動を二つに分け活躍しています。シオンをキッカケにファンが増えたと耳にするほど素晴らしかったです…ミュージカルが好きな方にはぜひ見ていただきたいです。シオンとYOUYAとしてライブした時の画像を載せておきます。ただ最近、世界に向けて本編の一部をYouTubeで字幕ありで配信していますがこのブルーレイには字幕のオンオフ機能がありません。あれば嬉しかったです。

もう少しカメラの位置を変えてもらえると嬉しかったかな?