映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [DVD]詳細
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映画第22作目は、しんちゃん映画史上、最もアツい、オヤジの戦い! 子供は笑って大人は泣ける、シリーズ最高ケツ作がスペシャルプライスで登場! ロボ、でもとーちゃん。 ◎仕様◎ 【映像特典】 ノンテロップオープニング(ねんどアニメ)、ノンテロップエンディング、映画特報、予告編、設定資料集(静止画) 【音声特典】 オーディオコメンタリー (出演:髙橋 渉、中島かずき、池端たかし、大山くまお) ◎内容◎ ある日、ギックリ腰を治しにマッサージに行ったとーちゃん。 そしたら…なんと、ロボットになって帰ってきた! ? ロボットになったひろしに戸惑うみさえと大喜びのしんのすけ。 美味しい料理を作ったり、家をピカピカにしたり、リモコン操作もできる“ロボとーちゃん”は、ちょー便利。 しかしそれは、家庭での立場がすっかり弱くなってしまった日本の父親たちの復権をもくろむ、 父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)による巨大な陰謀だったのだ! 正気を失った父親たちによる“父親革命”が勃発し、野原家も春日部も崩壊寸前! ! その時、“ロボとーちゃん”がしんのすけと一緒に立ち上がる! ! はたして、野原一家の、そしてロボひろしの運命は! ? 今、日本中の家族の愛が試される! ◎キャスト◎ しんのすけ:矢島晶子/みさえ:ならはしみき/ひろし:藤原啓治/ひまわり:こおろぎさとみ/シロ:真柴摩利/ネネちゃん:林 玉緒 マサオくん:一龍斎貞友/風間くん:真柴摩利/ボーちゃん:佐藤智恵/小女鹿蘭々:一木美名子/頑馬博士:コロッケ 段々原照代:武井 咲/黒岩仁太郎:遊佐浩二/鉄拳寺堂勝:大和田伸也 他
映画 クレヨンしんちゃん ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん [DVD]口コミ
ロボ父ちゃんの活躍が楽しい。
笑いあり、感動ありで親も楽しめました!
とにかくロボとうちゃんがカッコイイ。
何回も見てます。
下ネタも取り扱われなかったし、何回みても感動です!
ロボットって本当に生きてるみたいにする未来はすぐそこなんですかね?もしかしたら、可愛そうで作らないかもしれませんよ!
一声で言えば、名作。
クレヨンしんちゃんという色眼鏡、イメージで見る物のレベルを越えていると思う。
色々なものが対比的に書かれつつ、調和して、ストーリーも子ども目線と大人目線では見方も異なる。
また、初代の声優の方々で、特に藤原啓治さんの演技が心に刺さる。
人気ありそうだったので購入しました。子供たちもテンションあがってました。
まずは野原ひろし役 藤原 啓治さんのご冥福をお祈りいたします。
クレヨンしんちゃんといえば『オトナ帝国の逆襲』『アッパレ!戦国大合戦』など数々の名作で有名ですが
大人(親父)が泣ける一本と言えばこの作品になるかもしれません。
ある日ぎっくり腰になった野原ひろしがメンズエステに行き、ロボットの姿となって帰ってくるところから物語が始まります。
最初から適応できるしんのすけとは違い、みさえはロボットになったひろし(以下、ロボひろし)を受け入れることができません。
工場で子どもたちを救ったことでようやくロボひろしをひろしとして受け入れられるようになって行きます。
しかし、このロボひろしは『野原ひろし本人』ではなく『野原ひろしの記憶を植え付けられたロボット』であることが物語中盤で分かります。
ひろしとの再会を果たしたみさえがロボひろしの横を抜けてひろしに抱きつくシーンはなんとも切ない気持ちになります。
ひろしとロボひろしの邂逅により、どちらが一家の主であるか両者がぶつかります
その中で印象に残っているやりとりが
ひろし「気の毒だけど、諦めろ」
ロボひろし「諦めろだと?俺の家族だぞ!」
ロボひろしは身体はロボットであっても心は、記憶はひろしと同じものを持っている
あのオトナ帝国で見た野原ひろしの思い出も全部全部ロボひろしにだって存在する。
じゃあロボひろしはひろしと何が違う?
ロボひろしはとーちゃんではないのか?
そう言った葛藤を私たちに投げかけてきます。
物語はいよいよ終盤となり
先の戦闘でボロボロになったロボひろしが自身の最期を悟り腕相撲での決闘を申し込んできます。
しんのすけの「どっちも勝て!」で両者一歩も譲らず一進一退の勝負を繰り広げていましたが、
みさえの「あなた!勝って!」という声援にロボひろしは一瞬硬直したことで勝負はひろしに軍配があがります。
今作中で何度も描かれてきた腕相撲、これぞ親父の息子のコミュニケーションであり、男の真剣勝負とも言えますね。
レビューではわざと負けたのではないかと言われていますがそうではないと私は思います。
映画のサブタイトルにもあるようにこの腕相撲は『ガチンコ』だったと思います。
勝負を分けたのはみさえの声援
おそらく両者に向けられたそれをひろしは力に変え
ロボひろしは一瞬硬直してしまいます。
ロボひろしにはみさえに受け入れられなかったこと、みさえが自分の横を抜け、ひろしと抱き合ったことがリフレインされ『家族の幸せを考えた時、居るべきは自分ではない』ことを悟ったのではないでしょうか
最後にロボひろしとひろしが互いに「俺」と呼び合うことでロボひろしの思いはひろしに受け継がれ
ロボひろしは動かなくなります。
こうして、ロボひろし……
いえ、野原ひろしという一人の男の人生の幕が降りました。
今回の映画は『父とは』『ロボットとは』『本物と偽物とは』いろんな角度から物事を考えさせられる作品となっていました。
いつか、子どもたちが大人になった時に見てもらいたい作品です。
クレヨンしんちゃんの映画の中で1番好きな作品です。
父親の苦労が良くわかる映画、父の大切さ
家族愛をテーマにした映画だと思います。
本当に、自分の親父に感謝です。
名台詞もたくさんあります。
最期の『な、お前のとーちゃんは強いだろ 』
と言う言葉としんちゃんの『オラ、あのロボットよりももっともっと大きくなる 』と言う言葉とロボとーちゃんと最期に握手して終わるシーンには何度も泣きます。
Edも合っており素晴らしい作品です。