ゲームセンターCX DVD-BOX19 [DVD]詳細
#14
“遂に、放送開始より20年目に突入!
年末恒例のロングヒットDVDシリーズ第19弾
伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む、超人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CS放送フジテレビONE スポーツ・バラエティで放送中)。今回もあの、大人気ゲームへの挑戦に悪戦苦闘!?
ストーリー
DISC1(Vol.37)
●有野の挑戦
『キャプテン翼Ⅱスーパーストライカー』完全版
『F ZERO X 』
『スーパーボンバーマン』
『新・熱血硬派くにおたちの挽歌』
『ラフワールド』
●たまに行くならこんなゲームセンター
『赤い風船ビル』
『カフェテラスごん』
『ドリーム』
『駄菓子屋Warung Jero わるん』
『アドアーズイサゴ店』
『桜館』
DISC2(Vol.38)
●有野の挑戦
『ナッツミルク』 DVD 限定ディレクターズカット版
『ジョイメカファイト』
●キャスト
■有野晋哉(よゐこ)
【特典映像】テレビ未放送有野の挑戦『 METAL GEAR SOLID 』
【通常封入特典】
番組オリジナル台紙付き レトロコンピューター風有野課長名刺
【初回限定封入特典】
番組特製飛びだす有野課長カード
※なくなり次第終了となります
※収録ゲーム、商品のデザイン・仕様・価格等は予告なく変更になる場合があります。予めご了承ください。
(C)2022 フジテレビジョン、ガスコイン・カンパニー/スタイルジャム
”
ゲームセンターCX DVD-BOX19 [DVD]口コミ
根強い人気があるキャプテン翼2 スーパーストライカー、F-ZEROX、スーパーボンバーマン、新・熱血硬派くにおたちの挽歌、ラフワールド、ナッツミルク、ジョイメカファイトの7作品に加え、特典映像としてMETAL GEAR SOLIDが収録。
キャプ翼2ではGK若島津につられ『キェェェェェ~~~ッ!!』といきなり叫ぶわ、立花兄弟、日向小次郎、カルロス、ディアス、ナポレオン、ピエール、コインブラら翼のライバルたちにフルボッコにされかなりの長期戦。F-ZEROでは自分でつけたはずの振動パックにぶちギレ。ボンバーマンでは初心者あるある連発。くにおくんではみすずやケンにボコボコにされ、ラフワールドでは謎の演奏隊登場。ナッツミルクては生放送で凡ミス連発。ジョイメカでは地味攻撃連発。メタギアではメタルギアREXに地獄の30連敗。
…と言った感じで散々な目に逢いながらも、諦めずにクリアまで漕ぎ着ける課長の姿には勇気を貰えます。
特にキャプテン翼とメタルギアは何度見ても面白いのでぜひ(笑)
毎度DVDを購入していますが今回も面白かったです。
早速であるが、各挑戦に対するレビューについて記載したいと思う。
【「キャプテン翼Ⅱスーパーストライカー」(2018.7挑戦)】
●2018FIFAワールドカップの影響で挑戦となった「キャプテン翼Ⅱスーパーストライカー」
BOX17で収録できたこともあって、今回の収録も版権面でクリアできたようだ。
[今年のメガドラミニ2にも同様のゲーム(初代アニメ内容で声優あり)が収録されている]
版権・権利関係(実名・特定音楽・ドラマ・アニメ・漫画など扱っている分)は、年々厳しく規制されているようなので、収録できた点については素直に評価したいと思う。
●今回収録のソフト内容は原作「ワールドユース編」がまだ連載していなかったので、オリジナルストーリーとなっているが、有野自身(スポーツ音痴and原作未読)が挑戦するには何ら問題なかったと思う。
今回挑戦の内容としては、一言で言えば安定感ある内容であったと思う。
ざっくり言えば前回BOX17収録の分とほとんど同じ内容であるが、今回はワールドユースのアジア予選・予選リーグ・決勝トーナメントとグローバルな展開となっている。
各キャラの必殺シュートがパワーアップしていている(荒唐無稽な展開,エスカレート化?)、GK森崎&若島津も前作同様に安定感のあるネタキャラ化、ある意味一番盛り上がるPK戦、10thAD高橋のカンペ&棒読みのアドバイス、CXサポーターの熱狂ぶり(単なるガヤ)など3日間の長期挑戦となったが、前回同様それなりに見応えはあったと思うので、今回収録においてマイナスポイントはなかったと思う。
ただし挑戦の名作回としては今回までだと思うので、今後サッカーゲーム(orスポーツ関連)を挑戦候補に入れるなら、しっかりした展開を考えて今後の挑戦に生かしてほしいと思う。
●余談ではあるが、この挑戦の収録日は2018年5月下旬~6月初旬だったと思われる。
2018FIFAワールドカップで印象に残った内容として、ポーランド戦(6/28)[決勝トーナメントに出場するためパス廻しでの時間稼ぎ]、 ベルギー戦(7/2)[2-0とリードしてからの逆転負け]があった。
この2戦における類似プレイを何気に有野が披露し、収録されていたことなどあったので、ある意味記念的な内容になったと思う。
(2022 FIFAワールドカップも前回以上に盛り上がったので、ある意味タイムリーな収録だったか?)
【「F ZERO X」(2017.2挑戦)】
●SFC「F-ZERO」の続編ソフトでシリーズとしては6年ぶりの挑戦。
内容としては過去の任天堂レース関連の分とほぼ同じ内容であり、相変わらずといった感じである。
「このソフトやりこんでいましたよ」「ゲームしか友達がいない」といった趣旨の発言
→ 序盤コースのクリアが困難であるほどの不甲斐ないプレイぶり
→ ゲーム進行が不可能なのでやむを得ずゲームランクを下げて再挑戦
→ 何とか最終面まで進んでかろうじてクリア
台本通りに進行しているのか(?)といった感じで、全くといっていいほど特筆すべき内容でないことは明らかであった。
[キーワードが「ピンクのおばちゃん、カーディガン」→「ピコ太郎」に変わっただけであったのも台本の影響?]
●「F-ZERO」シリーズ自体、任天堂ゲームの中では非常に難しい分類のゲームなので、今後こういったタイプのゲームを有野に挑戦させても何の進展も得られないのでは(?)、レース関連に関してはもう少し他ゲームの挑戦を考えた方がいいのでは(?)といった感想しか得られなかった。
2018年挑戦(BOX18)「星のカービィ64」同様に、任天堂ソフトだからといって無理に長期挑戦(2週or2日)を行わなかったのは賢明な判断だと思った。
[「マリオカート」でさえ惨憺たる結果だったので、本挑戦ソフトの隠し要素であるマスタークラスまでの挑戦権を得るのは不可能と思われる]
【「スーパーボンバーマン」(2018.11挑戦)】
●スーファミ初のボンバーマンで、シリーズ挑戦としてはBOX4特典以来(or幕張メッセ)であり、名作といっていいソフトである。
[濱口とのボンバーマンの思い出(?)も例のごとく冒頭で語っていた]
今回の挑戦は1人用プレイがメインであり、難易度としてはやさしい部類だったので(その場復活andミスした後の無敵時間の長さなど)、淡々と進め短時間でクリアする内容のみであった。
[ゲームの難関部分は、攻略必須アイテムのパワーグラブを取得していないとラスボスは倒せないといったところぐらい]
本挑戦のキーワード(?)は「グローブ(シリーズ新アイテムのパワーグラブ)」と「どこまでも~♪(某3人組の音楽ユニット代表曲)→DVDでは当然のごとく曲は未収録」
→ ちなみにユニット名の由来はグローバル(世界)であって、手につけるグローブではない
●スタッフとの対戦プレイについては、ディレクターズカットでの収録はできなかったのか、対戦自体が行われなかったのか、疑問点であるがどちらにせよ、大半の人はいささか物足りない感じだったと思う。
そもそも「ボンバーマン」自体、最も盛り上がるのが対戦プレイで、このゲームの対戦モードは戦略性が高く万人に受け入れられたことを考えると、収録しなかったのはやはり気にかかった。
本挑戦の収録時期は「幕張メッセ(2018.10/28)」イベント前だったので、時間がとれなかったということなのか?
いずれにせよこの挑戦自体、1度見れば十分な内容レベルなので、初見の人はあまり期待しない方がいいのでは・・・
【「新・熱血硬派くにおたちの挽歌」(2019.5挑戦)】
●本挑戦ソフトはストーリーを主体にして(多くの場面でセリフのやりとりあり)進んでいくベルトスクロールアクションゲームである。
ストーリー自体が荒唐無稽で突っ込みどころの多い展開,シナリオ(70~80年代のドラマ,映画,漫画などをベース)なので、ゲームのみを対象として視聴するだけでも十分楽しめる内容である。
こういった点は有野がストレートに突っ込んでいるので、本挑戦はそれなりに楽しめた内容だったと思う。
(「ビキビキ」はどういう意味なのか、いまだに分からないが・・・)
この挑戦での有野のアフレコは自然体に行っていて、過剰な芝居(関西弁使用など)はなかったので、安心して見れる1本といってもいい。
(遊園地での館内放送の部分はわりと面白かった)
●ゲーム部分の見どころとしては、終盤ボスとの連戦連敗(長時間の停滞)、簡易ゲージシステムの発動があった。
ただ本挑戦でのポイントは、17thAD岩橋のコスプレ対応での登場だったのでは・・・
[2017年挑戦(BOX15)「熱血硬派くにおくん」と同様のパターンでの寸劇あり]
有野がエンディングでゲーム進行(終盤の停滞モード)より、この点が非常に気になったとコメントしていたが、イマイチ存在感の薄い岩橋にとっては記念すべき回になったので、これはよかったというべきか?
(スタッフ指示で無理にやらされたということであれば、パワハラに値するのでは?)
【「ラフワールド」(2020.1挑戦)】
●「ラフワールド」のメーカーはサンソフトで、同時期に発売された「へべれけ」「バトルフォーミュラ」「ギミック」同様に名作であり(ゲームはもとよりBGMもクオリティが高い)、なおかつ難易度も高い骨太のソフトである。
本挑戦はBOX内容の中で1,2を争うぐらいの安定した内容である
「初見殺し」「有限コンティニュー → ゲームオーバー → タイトル画面」「何回も倒されて進める覚えゲー」「状況に応じた武器選択」「入手確率が低い回復アイテム」「強制スクロール」といった内容がしっかり見られ、初期作品と同様に何度も自力で戻し、最後まで奮闘する有野の姿が存分に見られるので、良回であるのは間違いない。
[初期作品では「チェルノブ」に近い内容といった感じ]
●本挑戦においてゲーム以外の見どころは、18thAD小林が初登場、ラフ&ワールド[小林,ミカン,片山(ポリスではない方)3人の即席バンド]のゲームオープニングBGM演奏を披露といった点が挙げられる。
[サンソフトということで音楽ネタを採用?(過去挑戦の「東海道五十三次」(BOX5)パターン)]
この内容は当然ゲーム部分には直接関係ないが、連戦連敗で停滞モード中であった有野にとって十分な気分転換になったようなので、ゲーム進行面で考えればプラス要因になったと思う。
本挑戦で初(?)のゲーム画面内でのBGM(生演奏)採用となった作品であったので、これも記念的な内容になったのでは・・・と思う。
2020年の「夏祭りin浅草花やしき(感染拡大防止のため中止)」を楽しみにしていた人は、本作品を見れば、十分堪能できるかも?
[2023年に何らかのイベント採用が予定されている?]
【「ナッツ&ミルク」(2020.6挑戦)】
●300回記念の300分生放送で挑戦された回であるが、正直このBOX内において最もイマイチの内容だったと思う。
1984年発売の初期ファミコンソフトで、全50面「ループシステム」でジャンプアクションの操作に慣れも必要ということもあって、それなりの難易度であった。
「コンティニューなし」で5時間以内にクリアするのは、有野でなくても難しいこともあって、みなしルール(ステージセレクト)対応で行った。
時間内クリアを目指すなら当然の対応であるが、そのためか全般的にテンポが悪くなり、何度もゲームプレイが中断する進行になったため、盛り上がりに欠けた面があったと思う。
[本挑戦の収録時間は1時間半程度:ゲームプレイ(ROUND1~50)をメインにしたダイジェスト的な内容で、挑戦途中のスタッフとの会話(ゲーム以外)などはカットだった]
今回イマイチにした理由は、収録時期における制約条件(コロナ対応など)が最も厳しい時期だったことも要因であるが、これは仕方がないことだったと思う。
この時期のバラエティー番組の大半は収録ができない状況だったので、生放送に対応してくれただけでも十分だろう。
DVD収録内容のみを考えれば凡作という内容ですんだかもしれないが、自分は5時間生挑戦を全て視聴したので、この点を踏まえるともっと厳しい評価になってしまった。
●このときの生放送は、終盤の1時間程度が「パネルでポン」をプレイしたのだが、スタッフの仕事ぶりや対応が「ナッツ&ミルク」と比べて雲泥の差があった。
「ナッツ&ミルク」ではそれほど盛り上がっていなかったのに、「パネルでポン」はプレイ開始スタートから岐部(やたらと鬱陶しかった)を筆頭に、多数のスタッフが大声を出してはしゃいでいた状況であった。
生放送終了時までこの調子だったので、「ナッツ&ミルク」の挑戦自体が非常に霞んでしまうといった本末転倒の結果になったのでは?と思った。
「パネルでポン」自体3ヶ月前(2020年3月)の[CX mini]の生放送でも、岐部の勧め(お気に入り?)で40分程度のプレイがあったので、今回の「ナッツ&ミルク」は早く終わらせ、「パネルでポン」のプレイをできるだけ多く行うといった台本通りの展開を行ったのでは?と疑念を感じざるを得なかった。
どちらにせよ[CX mini]の時と同様に、大半の視聴者は「パネルでポン」の挑戦自体の印象しか残っていない感じになったと思う。
●このように考えると「ナッツ&ミルク」を挑戦ソフトとして選定した意味はほとんどない。
今回のこの挑戦は、テストプレイをしたAD小林以外のスタッフが挑戦ソフト自体を軽い感じで扱った感がみられ、提供してくれるメーカー側に対して失礼な対応だったのではないかと思われた。
本DVDでこの挑戦を初見で見た人は前述の内容が不明だと思うが、それを差し引いてもイマイチの内容であるのは間違いない。
スタッフ・関係者たちが1つの挑戦ソフトを選定するのに、いろいろ権利関係などの面で許可をとらなければならないのは、周知している。
そういった苦労があるからこそ、もう少し挑戦内容の質を高めてほしかったのだが・・・
今回の挑戦が本DVDに収録となった経緯は不明であるが、どんなソフトでも完成度の高い作品を作るように取り組むといった姿勢をみせてほしいと思う。
【「ジョイメカファイト」(2020.3挑戦)】
●「ストⅡ」「餓狼」シリーズが稼働していた時期に発売されたFCの対戦型格闘ゲーム。
FCで30体以上のキャラクター、必殺技等のコマンドも比較的出しやすい、練習モードなど初心者にとっても非常に入りやすいゲームになっているので、さすがは任天堂といったところか。
そういった意味でいえば、有野がプレイするには最適だったと思う。
●ただし今回挑戦の内容としては、地味でこれといった見どころはない感じだった。
このゲームは、1人用モードでは飛び道具のみ,投げのみ,突進技のみといった単調な攻撃パターンで進めるためか、有野自身それにのっかってプレイしたので、全般的に盛り上がらない内容となった。
[「スーパーボンバーマン」同様にスタッフとの対戦が収録されなかったのは、何らかの制約があったということか?]
●見どころはAD小林のイラストが上手かった点、有野がやたらと「eスポーツ」のように魅せるプレイに拘った点といったところか。
ネタ的に言っているのは間違いないと思うが「eスポーツ」に少しでも近づきたいなら、せめてカプコンor SNK関連(3Dならセガorナムコ)の格闘ゲームを挑戦して、それなりの成果を見せてもらいたいものだ。
【「METAL GEAR SOLID」(2022.8挑戦)】
●コナミソフトで20世紀最後の名作となった「METAL GEAR SOLID」
『スナッチャー』『ポリスノーツ』で名を馳せた小島秀夫氏プロデュースで、今回挑戦ソフトも同様に、多くの某映画に影響を受けオマージュ(パクリ?)が見られている。
そのためか、ハードボイルドな世界観・独特の映画的手法(ストーリー,演出)・多くの専門用語・当時の世界情勢などを加味した緻密な設定などがあるため、初見でプレイする人にとってはかなり難解な内容になっていると思われる。
有野が過去言っていたセリフであるが、90年代の次世代ハードを鑑賞(orプレイ)していたとき「自分は映画を見たいのではなくゲームをしたいんです」といった内容がある。
この発言は自分も共感できた部分でもあった。
冒頭で紹介した2作品は、完成度は高いもののアドベンチャーゲームといった内容で、一部分を除いてアクション性は皆無のコマンド選択で進めていくゲームであり、人によってはゲームというより映画鑑賞しているだけの内容であったと感じる人もいたと思う。
ただ今回挑戦のこのソフトは「ステルスアクション」といった敵に見つからずに潜入していく部分が重要になっていくゲームである。
そういった緊張感や臨場感を本挑戦では、どのように見せてくれるかが一番気にかかった。
単純にストーリー自体を全て追っていけば(ムービーシーン,無線通信など)、3~4時間くらいかかるので、アクション部分との収録時間の兼ね合いをどうするかも気になった点ではある。
●本特典挑戦はDVDに3時間収録で、BOX17特典「逆転裁判」同様に長時間(2日間のプレイ)の挑戦となった。
有野自身はプレイ経験があり周回プレイ済とのことだが、「潜入目的を覚えていない」「敵に見つかりまくり」「連続ゲームオーバー」といった、もはやお約束的な展開からのスタートとなった。
[ただし「パッケージ」の件はしっかり覚えていたようで、冒頭から気にかけていたようだったが・・・その一方で「ヒデオ」「コントローラー」や全体のストーリーなどは完全に忘れていたようだ]
全般的な内容として、初見の人がストーリーを把握できるよう重要な場面での通信・ムービー等をかなりの割合で収録していた。
そういった意味で考えると本特典の挑戦は本当に映画を見ているような感じになるため、人によってはあまり受け入れられない内容だったかもしれない。
そういった状況であったためか、今回の有野のプレイぶりはストーリーに見入っていて、終始真面目(?)に対応していたので、面白さという点では過去特典に比べれば物足りない内容だったと思う。
[寸劇は、元AD小林(体型変化?)の再登場、久々登場の「ナンシー(?)」ぐらいだったので、これも物足りなかった?]
●とはいうものの、基地内での潜入・即死トラップ回避や主要ボス戦、終盤でのラスボス戦などのゲーム部分はそれなりの見応えはあったと思うので、本特典は自分的には一定の水準を保った内容だったと思う。
今回の特典は、自分としては有野自身の挑戦というより、「METAL GEAR SOLID」という作品を鑑賞した感じで3時間の視聴をさせてもらった。
豪華声優陣(塩沢氏,青野氏,鶴氏など鬼籍に入っている)における濃厚なストーリーや、味方・敵ともに魅力的なキャラクターが多数いたので、久しぶりに楽しませてもらった。
[個人的に今回BOX特典の挑戦としては、BOX15の「バイオ2」のように無理に笑いをとりにいくような感じにしてほしくなかったので、その点はポイント高かった]
このゲームは特典収録以外の内容として、「民族紛争」「核問題」「遺伝子工学」などの詳細な内容や、『スナッチャー』『ポリスノーツ』などを元ネタにした内容がある。
[ちなみにエンディングは2種類あるが、『ポリスノーツ』を元ネタにした内容の方での選択となった]
今回の視聴でこのゲームを気になった人がいれば、若干難易度が高いがプレステアーカイブスなどでプレイするのもいいと思う。
◆以上挑戦8本分をレビューさせてもらった。
今回のBOX19の挑戦内容は、良回とイマイチな回が明確に分かれていたが、有野自身のプレイぶりは大きな問題点はなかった(?)ので、近年の放送を定期的に見ている人ならそこそこ満足できると思う。
自分的には、前作BOX18よりも挑戦ゲームのチョイスや内容など若干よかったと思う。
とはいっても、特典を除けばFC[4本]SFC[2本]N64[1本]といった任天堂ハードのみの収録なので正直マンネリ感は否めない。
過去9年(BOX11~19)の収録ソフトで、メガドライブ&PCエンジンはわずか3本である。
→「メガドライブスペシャル2」「PCエンジンスペシャル2」の発売を考えたうえで、ここ10年のラインナップを決めているのかもしれないが、どちらも収録可能本数として既に10本以上のストックはあるので、この辺はもう対応してもいいのでは?
★ここから先は今後の本放送などについて記載したいと思う。
今後のDVDBOXの展開など若干の関係はあるが、本BOXとは直接関係ない分もあるので、もし興味があったら読んでいただけたらと思う。[A~Dの4つの項目]
A【2022年の本放送・トピックスについて】
①【挑戦ソフトの選定】
▲2021年最大のCXトピックスはPS2・GC・GBAの解禁であった。
そこで2022年挑戦されたソフト(全21本)はどんな感じだったか確認してみた。
FC(ディスクシステム含む)[9本]、GB[1本]、SFC[0本]、MⅢ[1本]、MD[3本]、PCE[1本]、N64[0本]、PS[2本]、SS[2本] 、DC[0本]、PS2[1本]、GC[1本] 、GBA[0本]
[※「スペースハリアー」はMarkⅢではなくSS でのカウント、本DVD収録「METAL GEAR SOLID」もカウントした分での集計]
①FC(ファミコン)は9本(全挑戦の4割以上)と例年以上に多く選出されている
②MD(メガドラ)3本、SS(セガサターン)2本、MⅢ(マークⅢ)1本で、1年間にセガハード関連が6本と過去最多の選出となっていた。
③PS2(プレステ2)1本、GC(ゲームキューブ)1本、GBA(ゲームボーイアドバンス)0本であり、2021年の解禁ハードは少ない状況
▲上記内容についての感想だが、今まで採用率が低かったセガハードの採用が多かった点については個人的にはよかったと思っている。(岐部の働きかけ?)
ソフト自体も斜め上的な分でのチョイスであったことも何気にポイント高かったので、今後も継続できるよう期待したいと思う。
その一方で解禁となったPS2,GC,GBAは本数として少ない結果であった。
まあ7年前のPS,SS解禁のときもほぼ同じパターンだったので、これは致し方ないと思うべきなのか・・・
ただFC挑戦が1年に9本と他のハードに比べ多いので、これらのうちの4~5本くらいはPS2,GC,GBA(PS,SS)などの次世代ハードにしてもよかったのでは・・・と思うが。
まあ来年くらいは各ハードに2本くらいの採用をしないと、さすがに不満に思う人も出てくるだろう。
理想としては、FC,PS,SS[3本]、PS2,GC,GBA[2本]、SFC,MD,PCE,N64,DC[1本]といったところだが、様々な意見があるので、バランスよく選定してもらえたらと思う。
▲ソフト選定の採用方針などについて、今年も明確な情報は結局分からずじまいで、今現在において全くの不明である。
さらに今年のソフト選定に対して関係者特権ソフト選定がまた行われたので(?)、正直辟易している。
[「クロックタワーゴーストヘッド」→広報小川のリクエスト、小川には何らかの権限があるのか?]
▲その一方で11月下旬に発売された「CONTINUE Vol.80」(雑誌)では、生挑戦してほしいゲームソフトについての結果が発表されている。
[10日間の期間限定で行われたWebアンケート(10月下旬)]
今の時代、アンケート集計を整理して発表するのは、最短で1週間あればできることである。
(回答数,単純集計,クロス集計,詳細意見の内容整理にもよるが、紙ベースの集計でなければ、比較的楽な作業である)
にもかかわらず、本家のHPでは集計はおろか、どんなソフトが挑戦に望まれているかも未だ分からないといったブラックボックス状態である。
▲この際はっきり言及するが、今後この件に関して何も言うつもりはない、若しくは発言したくてもできないといった諸事情があるなら、いっそのことHPでの募集を終えてもいいのではないかと思う。
かなり厳しいことを言っているかもしれないが、ここ10年この件に関して情報発信がないばかりか、身内スタッフの要望しているソフトを複数回挑戦に取り入れている状況があるので、HPの役割自体が何の意味も成してないと思う。
公式HPを見るより「CONTINUE」関連の雑誌を購入しないと情報が得られないといった本末転倒の状態なので、本当に真剣に考えて多くのファンに対し情報発信をしてほしい。
②【YouTube関連について】
▲2022年のCX最大のトピックスは、11月4日公式YouTubeチャンネルが期間限定で開設されたことだ。[配信されるのはどれくらいの期間か未定]
この背景は、ファンの要望が多数あったこともあるが、違法動画関連が10年近くもみられていて、スタッフ・関係者サイドとしてもこれ以上放置していくわけにもいかない状況だったので、対策として今回の対応に至ったものと思われる。
配信して最初の2週間くらいは、検索すると[公式YouTubeチャンネル]と[違法動画]が乱立していたが、現在においては大半の[違法動画]は削除されたようなので、それなりの効果はあったものと思われる。
この点に関しては、個人的に大きな評価点であると思っている。
▲ただし、配信手法に関しては大きな問題があると言わざるを得ない。
第1弾として配信された挑戦は「スーパーマリオワールド」で、挑戦内容自体は過去作のトップクラスの名作かつ知名度もあるので、初心者や長年見ている人にとってベストな選択であったことは間違いない。
では何が問題かというと、{8~10分弱}×{8回}の配信となっていた点である。
しかも1週間に2回の配信だったので、「スーパーマリオワールド」の挑戦は11/8からおよそ1か月かけてやっと終わるといったスローペースであった。
これは視聴側の立場から見ると、非常に面倒で全てを見るのも大変だと思う。
もし{8~10分弱}であれば毎日配信する、若しくは{25分}×{3回},{40分}×{2回}を配信といった方が効率的だし、大半の視聴者が望んでいることだと思われる。
スタート当初からこの状態では、今後期待しても無駄なのでは・・・と思わされた。
[第2弾「アトランチスの謎」も短時間の配信で出し惜しみといった感じである。無料という点を考えれば仕方がないか?]
実際有野も「この件は分かってはいるが、本放送での挑戦は月2回で限りある資源なので小出しにさせてほしい」とインタビューで語っていた。
▲まだ2か月なので何とも言えないが、今後に期待するしかないといったところか・・・
[公式YouTubeチャンネル]配信は、著作権や版権などDVD収録と同様にいろいろ制限があるようなので厳しいかもしれないが、もし今後もしっかりした運営を図っていきたいなら以下のような内容での配信をした方がいいと思われる。
挑戦回としては、2003年~2022年のストック(DVD特典なども含む)が340本くらいある。
そのうち初期から100本分くらい(2003~2009),若しくは200本くらい(2003~2015)までの挑戦回のいくつかを配信した方がいいと思う。
[DVDであればBOX1~10くらいまでの収録分までなら許容範囲だと思う]
DVDを全て購入している人にとって、最新回を配信してしまうと損をした気分になるし、初期挑戦回に名作回が多いことを考えると、これくらいでいいのでは・・・と思う。
▲また可能であれば、これまでにDVD未収録の分を配信してもらえたらと思う。
初期~2010年くらいの本放送で現在DVD未収録の挑戦は以下の分である。
[「コナミワイワイワールド」「カトちゃんケンちゃん」「風雲たけし城」「ファミコンジャンプ」「火の鳥」「アクトレイザー」「ドラえもん」「アウターワールド」「ぼくドラキュラくん」「ファーストサムライ」「レイラ」「カケフくんのジャンプ天国」「2010 ストリートファイター」「レッキングクルー」「ゴルゴ13」「甲子園」「ゲゲゲの鬼太郎」「ゼルダの伝説 時のオカリナ」などおよそ30本くらい]
他には過去に放送されたミニコーナーなど、人気の高い分だけでも配信してもらえたらありがたいと思う。
[「ハードのエースがでてこない」「勝手にうたいやがれ」「プロジェクトCX」「ゲームセンターMSX」「ファミオネア」「月が綺麗でアイラブユー」など]
▲権利関係といった問題もあるので、配信が困難(?)なのは承知している。
ただ、これらの挑戦を見たいと思った人の何人かは、違法動画を見て楽しんだという状況があるのも事実である。
[2021年の生配信で「DVDより違法動画を多く見ている」と発言した非常に認識の低いスタッフもいたため、その影響でここ1年は違法動画が蔓延っていた状況がみられた]
DVD収録がどうしても無理であれば、せめて今回の[公式YouTubeチャンネル]でDVD未収録回の配信を絶対検討すべきであろう。
「Netflix」「Paravi」「TVer」「Hulu」「Amazonプライム」など動画配信サービスは、最新番組の見逃し配信はもちろん過去放送のアーカイブスなど配信している状況なので、こういっちゃ何だがCX側の対応はかなり遅れている方だと思う。
何より違法動画をなくすことを前提にするなら、今の対応方針では期間限定配信が終了した後に、再び同じことが起きる可能性は非常に高いと思う。
▲11月下旬の[YouTube]で、「今回の配信は概ね好評だ」といった内容を菅Pは発言した。
確かに、ツイッターなど見るとそういった好意的な意見も多いが、ちょっとエゴサーチをやってみると、自分と同内容の否定的な意見が半数以上みられている。
この事柄だけに限ったことではないが、スタッフ・関係者側はこういった状況の批判内容について、敢えて目を背けている,公式上でこういった内容に言及しないなどしているので、今後の改善があまり期待できない感じである。
ちなみに去年2021[YouTube生配信]は大して意味のない配信であった。
[挑戦ゲームについてほとんど話さないで身内ネタだけで盛り上がる、DVD-BOX購入者を置いてきぼりといった内容、公の場で不適切な発言をするなど、本当に中身が伴っていなかった]
このままでは、50万以上の登録者数の視聴もおぼつかない状態になる可能性も出てくると思う。
実際にはいろいろ意見を聞いたうえで対応しているかもしれないが、こういった姿勢をある程度改善し、不特定多数のファンに対しての情報発信を積極的に行っていくよう今後は期待したいと思う。
今年(2022)12/24[YouTube生配信]は去年よりかなりマシになったので(有野参加,身内ネタは控えめなど)機会があれば見てもいいかも?
B【近年(ここ10年)の本放送の欠点について】
●今年(2022)も11月が過ぎて、ついに「ゲームセンターCX」は20周年に突入し、本放送も350回を突破した。
有野,並びに多くのスタッフ・関係者がこれまで頑張ってきた点については、称賛に価すると素直に褒めておきたいと思う。
ただ褒めてばかりでは何なので、ここからは厳しい意見も述べたいと思う。
●まず自分が気にかかっている点であるが、本放送のクオリティがどうしても初期(スタート当初~2010年くらい)に比べるとイマイチであるという点だ。
(この点は初期から視聴している人の意見として結構ある)
理由としては何が原因なのかはいろいろ意見が分かれると思うが、個人的に挙げたい点を2点ほど以下に述べたいと思う
①【有野自身のレトロゲームに関する思い】
▲ここ数年、有野が挑戦中にプレイしている画面を見ると、純粋に楽しんでプレイというより仕事で仕方なくプレイしているように見えてしまう部分が多くなったと思う。
いわゆる惰性レベル&ビジネスライク的なプレイである。
特にここ10年は、任天堂関連の仕事や最新ハード・ソフトの言及が目立っていて、レトロゲームに対する思いが薄らいでいるように思える。
去年の「テレビゲーム総選挙(地上波TV)」でも全くといっていいほど発言はなかったし、過去のゲームに対して何の思い入れもないような様子だったので、正直見ていてガッカリした面はあった。
▲プレイ自体が下手である・ゲーム知識が乏しいという点に対しては、まだ目を瞑ってもいいと自分的には思っている。
初期の頃はそういう面があっても、レトロゲームに対する情熱や思いがあり、長時間挑戦での根気・気力・忍耐・使命感が画面越しでも伝わっていたからこそ多くのファンが共感し、「ゲーム実況」という新たな分野が開拓されたと思う。
そういった点を前提に考えると、近年における有野は初期の頃から比べるとパワーダウンしている感は否めない。(年齢の増加という面は含んでいない)
まあこういった点は有野自身の問題もあるが、ここ数年におけるゲーム事情(社会情勢)も大きく変化しているので仕方ないところでもあるだろう。
▲有野自身も50代になり、自身の状況などいろいろ思うこともあると思う。
[2022年の有野はスキャンダル(?)について、某週刊誌の単独インタビューに自ら応じたり、Yahoo!トピックスのトップに掲載され多くのコメントが寄せられるなど、大物らしい(?)一面も見られた]
ただ今後のことを考えるのであれば、自身の代表作「ゲームセンターCX」についてどのように向き合っていくのか真剣に考えた方がいいだろう。
自分の意思で幕引きを図る、今後も自身を精進して今以上に番組を盛り立てていくなど、選択肢はいろいろあると思うが最終的には自らの意思でしっかり決めてほしいと思う。
もし今後も続けるのであれば、多くのファンの期待に応えられるよう、しっかりといろいろな面で期待を裏切らない対応をしてほしいと切に願う。
②【スタッフ・関係者の対応、視聴者との温度差など】
いくつかの要因があるが、この内容については本放送・大規模イベントなどの具体例をいれながら説明したいと思う。
▲有野が挑戦中において、AD・スタッフ関係者たちが行うコスプレ・歌唱・寸劇などは、近年は過剰にならないよう配慮して対応しているようだ。
とはいっても、挑戦において有野自身のプレイにプラスになっているかと言えば、半分くらいの割合で意味を成していないと思う。
どちらかというと名物キャラを認知してもらいたいというような感じで(ここ数年であれば楠田・猪谷・ミカン・小川など)、無理に詰め込んでいるといった感は否めない。
(台本などで強制的に演じるよう言われている?菅Pのパワハラ?)
有野が挑戦中、途中でこういった部分を導入すること自体、悪いことではないし否定するつもりはない。
初期の頃の挑戦は有野に絡む面々が有野の年齢に近いこともあってか、プレイ中停滞したときなどにおいて、攻略のヒント・気分転換・リフレッシュ面などで大いにプラスになっていた状況を見ているので、どうしても近年の状況と比べると気にかかる部分ではある。
正直、最近の状況を見ると、有野自身の年齢とかなり差があるためか、かえって気をつかているようにも見え、逆に双方とも負担になっているようにも感じる。
この点に関しては、ある意味難しい部分ではあるが、できれば自然に改善してもらえたらと願うが・・・
▲最近の本放送において、有野に対するサポートが若干ではあるが過保護になっているのでは・・・という面も見られる。
ここ4~5年の勝率をみると8割程度(1シーズンにつき15勝3敗くらい)で、数値的には問題ないように思える。
ただこの分の内訳を見ると、早い段階でのAD達の戻し作業やみなしルール採用(面セレクト使用OK)、何が何でも強引にクリアさせる進行でのプレイ(過剰なサポート)など結構あるため、自分的に見た限りの勝率としては4~5割程度ではないかと思う。
初期の頃(2005~2010)は前述の内容があったとしても、有野自身が自らの力で本当にクリアした分も多数あった。(「大魔界村」「ストⅡ」「チェルノブ」等)
この時期の挑戦は今視聴しても本当に見応えがあり、何度視聴してもいい作品になっていると思う。
近年の内容を見ると挑戦成功であったとしても、本当の意味での成功(有野自身の力のみで対応し、納得できるような結果になった分)がそれほど多くないように思えてくる。
近年は働き方改革での労働時間短縮・ウイルス感染による時間短縮などにより、難易度が低いソフトなど採用せざるを得ない状況を考えると、仕方のないことではあるかもしれない。
初期の頃の挑戦は、たとえ失敗だったとしてもその結果を受け入れ、次の挑戦に生かしていたので、意義のある内容が多かったと思う。
2011年以降の作品は挑戦成功であっても、曖昧な理由をつけ強引に時間を延長させる、AD達に過剰なサポートをさせて挑戦成功にもっていくなどしているので、見ている方からするとあまり意味のない内容になっていると思われる。
この点も難しい部分かもしれないが、前項目と同様に改善してもらえたらと願う。
[ただ最新作(2022.11)「キャプテンシルバー」は「カイの冒険」「悪魔城伝説」といった初期作品を彷彿とさせる展開だったので自分的にはポイント高かった]
▲一部のスタッフ・関係者の態度に驕りがあるor思い上がり,自惚れがあるような発言が言葉の端々に感じられるようになった点が挙げられる。
海外で人気が出たことから、この傾向がみられるようになったと思う。
特に10周年のときは、図に乗っている状態で自分達の能力を過大評価して【挑戦 in 武道館(2013)】を無謀に開催している。
→ [スタッフ,身内(特定関係者)だけで勝手に盛り上がり、2時間半の値段(8000円)に見合わなかった内容のイベント]
このときのスタッフ・関係者は「自分達の力のみで成し遂げた」といった態度が前面に出ていて、ファンに対する感謝の気持ちなどがあまり感じられなかった。
その代償として、[GCCX 3丁目の有野(3本目ゲームソフト)] [CX THE MOVIE(映画)][サウンドトラック(CD)]といったプロジェクトは半数以上のファンから不評を買って、大失敗という結果になった。
→ [各プロジェクトを10周年という期限内に無理に実行しようとしたため、内容的にやっつけ仕事になってしまった点、ファンが要望していた内容とスタッフ,関係者の思いが大きく食い違っていた点がこのような失敗の要因であることは間違いないだろう]
▲これらの反省点から【挑戦 in幕張メッセ(2018)】では原点に帰って対応したようで、それなりに盛り返したと個人的に思っている。
そして、来年20周年において「某アリーナ(1~2万人クラスの集客)」(時期は未定)でイベントが行われる可能性が高い。
[本当に開催するなら2022年12月現在、既に会場に申請しているはず]
しかし【幕張】以来(2019~2022)の一部関係者の態度を見ると、どうも10周年のときと同様に浮かれているように感じられ、また同じ失敗を繰り返すのでは・・・と思ってしまう。
そもそもこういったイベントを行うのに、大きな会場で行う必要性は本当にあるだろうか?
「友達の家で自分も一緒にいて、隣りで見ている雰囲気を味わう」というこの番組の最も重要なコンセプトを考えれば、会場としての規模は2000人以下のホールクラスで十分だと思う。
こういった大きな会場で行う理由はファンのためというより、アリーナクラスのイベントをステータスとするため(箔をつける)、スタッフ,関係者の自己満足を満たすことなどといった浅はかな考えに思えてならない。
まだ先のことなので何とも言えないが、もしこのような浮ついた気持ちがあるなら、イベント自体をいい結果に導くことは100%無理だということは伝えておきたい。
●前項[②]についてはいろいろな意見を記載させてもらったが、これらの内容は邪推している部分もあるかもしれない。
有野, 菅P,並びにスタッフ・各関係者がこれらと同様の内容を聞いたとき、不愉快に思う部分があるかもしれない。
もしそうであるなら、自分のような意見を一蹴するくらいの熱意をもって、来年以降の本放送やイベントなどしっかりと取り組んでいただけたらと思う。
過去の実績に胡坐をかいていては進歩は望めない、多くのファン(観客)によって支えられていることを忘れない、多種多様の取り組みをしっかりとした考えで対応を試みるといったことを念頭にして、それなりの覚悟を持って臨んでもらいたいと思う。
C【20周年大規模イベントについて(要望も含む)】
●来年20周年に行われる予定である「某アリーナ」のイベントについて(行われるかどうかは未確定)、番外的な部分もあるかもしれないが記載したいと思う。
①【AD・スタッフ関係者たちのパフォーマンス】
▲挑戦の合間に行われるAD・スタッフ関係者たちのコスプレ・歌唱・寸劇などは、何が披露されるか分からないので、何ともいえない。
ただ一番望む点としては、【武道館】のときのように、関係者だけで盛り上がるという行為や、ゲーム挑戦時間を短縮するような進行だけは控えてほしい。
多数の観客がチケット代金を支払った上で来場するから、その代金に見合った内容・できるだけ多くのファンに納得してもらえるような内容の製作であってほしいと思う。
▲後、1点大きな点がある。
岐部の【あくせく】について「某アリーナで披露する」という件だが、まじめな話控えていただきたい。
「KBX」だけなら納得いくが、これを大規模会場で披露するという行為自体が正気の沙汰とは思えない。
・岐部が演奏自体まともにプレイできていない(音楽をなめている)
・ボーカルの元AP中山(北海道在住)を呼び戻す必要あり?(メインVoは岩橋で確定?中山よりうまい?)
・access浅倉氏に対してリスペクト感が感じられない(浅倉氏,関係者にこの件で迷惑をかけている?)
・ゲームと何の関連性もない
など、様々な問題がある。
ネタ的要素としても、この状況で無理に行うのであれば、もはや公私混同と言わざるを得ない。
[メジャーレーベルCD発売も正直とってつけたような感じでふざけている?(サウンドはわりといいが・・・)]
スタッフ・関係者が良識な判断をしてくれることを望んでいる。
[具体例は出したくなかったが、当の本人は浅倉氏と対談したことによって、有頂天になり周りの状況が見えていないようなので、敢えて意見を述べさせてもらった]
②【挑戦対応ソフトについて】
●挑戦内容についてだが、想定される分、または要望したい分を以下に示す。
[できれば実機の対応で願いたい。幕張メッセでは、どこでもセーブを使用しなかった挑戦が結果的に高い評価を得ているので]
■「パンチアウト!!」
この挑戦は【武道館】【幕張メッセ】で最も好評だった点で、ほぼ確定といっていいだろう。
しかし正直なところ[ソーダ・ポピンスキー]を倒すだけでは物足りないので、できれば[ボールド・ブル][ドン・フラメンコ][Mr. サンドマン]くらいまでは戦ってほしいと思うが、時間的に厳しいか?
いずれにせよ、この挑戦を選定するなら大きな改変はしない方がいいと思われる。
■「マリオシリーズ」
こちらの方は【武道館】【幕張メッセ】とも内容的にワーストレベルの挑戦だったので、ない方がいいのではと思うのだが・・・
ただファンの要望で選定する可能性は高いと思われるので、どうせやるなら「マリオカート(SFC)」でいいと思う。
本放送ではグランプリモード100CC(標準クラス)を、全20コース中10コースのみのクリアだったので(13時間以上)、会場での時間的な配分を考えると特定コースをタイムアタックでプレイした方が最もよいと思われる。
[例:「マリオサーキット1」を1分5秒以内にクリアするなど]
「マリオワールド」以降のマリオシリーズで名作回は全くない状況なので、行うのであれば名作回を生み出すくらいのことを考えて取り組んでほしい。
■「ソニックシリーズ」
このシリーズの挑戦で未達成項目はカオスエメラルド取得でのゲームクリアであるが、全部取得すること自体ハードルが高いと思われるので、タイムアタック的なことで十分だと思う。
→ [ソニック1:Green Hill Zone Act1] [ソニック2:Emerald Hill Zone Act1]など30秒以内にクリアなど(スピード感・爽快感が見られるので見映えはいいと思う)
2022年は映画公開・ドリカム新曲リリース・有名VTuberのアンバサダー就任・旧作リマスターand新作ソフト発売と目まぐるしい動きをみせたソニックシリーズだったが、年末に生みの親の不祥事によって、最後に水を差される結果になってしまった。
[セガ退職後のことでセガのゲーム自体に直接関係はないのだが・・・「メガドラ計画」などで対談した岐部もショックを受けている?]
この状況では今後の挑戦に選定される可能性は低いが(?)、可能であれば採用検討も視野に入れてほしい。
■「餓狼伝説スペシャル」
この挑戦は、16人中2人だけ倒して挑戦成功と認定してしまったこともあって、内容的にグダグダとなったワースト10レベルの挑戦であった。
この結果の主な要因は、ゲーセン用のスティックだけの操作だったので、パッドでの操作だったら有野自身それなりに対応できたのでは(?)と思う。
また「餓狼スペ」のCPUは相手の出した技に対して、超反応で迎撃するといったアルゴリズムなので、非常に難しいことでも有名である。
1人用挑戦ならビギナーのクリアでも十分評価に値すると思うので、この点も考慮すればどうにかできる余地はあったと思う。
[ストⅡは特定キャラ・特定必殺技のみでクリアしている実績があるので、同様の方針で対応すれば何とかなるのでは・・・]
このゲーム自体、CPU・対戦とも非常に難しい部類のゲームであるが、「ストⅡ」とともに90年代初期の格闘ゲームに双璧を成したゲームなので、しっかりとした実績を達成してほしいと思う。
[「eスポーツ」に拘るなら自力でのクリアは必須条件になるだろう]
元AP中山を呼ぶのが可能であれば、【あくせく】よりこちらの方を検討してほしい。
■「スペースチャンネル5」
ファンの間では人気が高く、はずせない1本になると思う。
ゲーム自体はミュージカルアクションで、音ゲー的要素(バカゲー)もあり、見ているだけでも十分楽しく、ネタ的には扱いやすい部類だと思う。
何より名物キャラ楠田がメインにサポートしていたので、ある程度楽しめる内容になるのでは?[うらら本人も再びサポート参戦できる(?)]
このゲーム自体面白い要素は多くあるので、やり方次第では名作になる可能性は十分ある。
この挑戦自体を生かすも殺すも、扱い方次第で決まってくるので、採用するならその点を念頭にしてうまく構成を図ってほしいと思う。
■「アレックスキッドのミラクルワールド」「スペースハリアー」「キャプテンシルバー」
セガ・マークⅢ挑戦のソフトでいずれも挑戦失敗だった。
(「スペースハリアー」はサターンではクリア済)
何気に操作性が難しく、裏技のコンティニューコマンド関連も毎回確実に入力するのも至難の業であるが、こういった内容の挑戦は結構盛り上がる可能性はあると思う。
プレイするのは厳しい部分もあるかもしれないが、生でプレイするセガハード第1号として採用でもいいのでは(?)
[「キャプテンシルバー」(アーケード移植のデコゲー)だけは生でやったら、地獄か若しくは、伝説になるかといったところか?]
■「ウルトラマン」「ファイナルファイト」「高橋名人の冒険島」「アクトレイザー」
2005年に課長 → 主任降格となった悪夢の4連敗の挑戦。
これらのうちの最低でもどれか1つを挑戦することは、有野にとって重要な意義があるので今回1番要望したい内容である。
挑戦手法としてはいろいろあるが、どのソフトでもそれなりの見ごたえ・盛り上がりはあると思うので、この分は絶対検討してもいい内容だと思っている。
個人的には、紫カラーの作業着で「ウルトラマン」に挑戦して自らのトラウマを克服してほしいのだが・・・
[「この4本をクリアすれば、部長昇進」と認定すれば盛り上がること間違いなし?]
●以上何本か書いたが、これらが実現する可能性は低いかもしれない。
他の候補として「ドラゴンズレア」「パネルでポン」などあるが、挑戦失敗した分だけに限らず、新規の挑戦など違うパターンなども視野に入れてもらえたらと思う
まあどの挑戦を選定してもしっかりした内容になれば文句ないので、いろいろな要素を加味したうえで多くのファンが納得するような選定を行ってほしい。
D【最後に】
●以上、差し出がましい意見を長々と記載したが、どの内容についても参考レベルでもいいので、受け入れていただけたらと思う。
[これらの内容は、他のファンと同様である部分もあるかもしれないし、全く違う部分も含まれているかもしれないが、敢えて伝えたいと思ったので了承いただければと思う]
20周年ということで、既にいろいろなプロジェクトが計画されているかもしれないが、充実した内容での対応をしてもらえたらと思う。
[期間内に対応ができなければ、翌年に繰り越す,締め切りを延長するなどして、完成度を高めた方が最終的には評価が高くなるので、それも視野に入れてほしい]
●有野自身「ゲームセンターCX」が20年以上続くこと自体、思っていなかったと思うし、気が付けば「めちゃイケ」の22年を抜くのももう間近である。
移り変わりが激しい業界で20年継続できるということは、何だかんだいってすごいことであるし、本人の資質もあってのことだと思う。
これから後何年続くかどうか分からないが、自身の代表作「ゲームセンターCX」を汚さないよう、自身はもちろん関係者等も改めて再確認してもらえたらと思う。
特典のメタルギアがなかなかのボリュームなので購入する価値はありでしょう
20年続く長寿番組のDVDボックス。
youtubeでも過去の挑戦が公開されているのでどんなものか気になる人はそちらを見てみましょう。
今回はついにメタルギアソリッドに有野課長が挑戦。これはDVDボックス限定です。小ネタ満載でこれだけでも買う価値ありです。
他には原作の正統続編とまで言われたキャプテン翼2
自分が子供の頃にめちゃくちゃハマったスーパーボンバーマン
と個人的には過去一番の内容でした。
当時を知る人なら間違いなく楽しめます。
有野課長の『やってもうた〜』や『まいったな~』に癒やされたい人は是非
Amazonだとちょっとだけ早めに届く事があるのがさらに嬉しい
内容の素晴らしさは申し分ありません。しかし、箱も綺麗なまま保管したい方は購入をおすすめできません。すぐ破れる薄さの封筒に直に入れられるので、レンガ色のパッケージの箱にどうしてもダメージが入ります。梱包が十分でないため、運送会社さんがかわいそうです。
視聴時間も長く見ていて楽しい。
お勧めです。
ハラハラ、ドキドキ、イライラ、
喜怒哀楽全部つまって、楽しい