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BROTHER [Blu-ray]

BROTHER [Blu-ray]詳細

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#87

北野 武監督最新作『アウトレイジ 最終章』公開記念! 北野 武監督の過去作が待望のBlu-ray化! 今振り返るべき名作が高画質でよみがえる! 日英合作! 暴力性と娯楽性が融合した超話題作! 北野武が放つ、アクション・エンターテインメント大作!! ◎仕様◎ 【映像特典】 予告 ◎内容◎ 【収録内容】 対立組との抗争で全てを失った山本(ビートたけし)は、留学中に消息を絶ってしまった弟・ケン(真木蔵人)を追ってロサンゼルスへ旅立った。 しかし言葉の通じない街でやっと探し当てたケンは、黒人青年のデニー(オマー・エプス)と共に、ジャンキー相手の売人へと成り下がっていた。 再会を喜ぶ間もなく、彼らのドラッグトレードの場に遭遇する山本。その時のいざこざからヒスパニックやチャイニーズ、イタリアン・マフィアから狙われる事になってしまう。 容赦のないマフィア達の攻撃は、やがて彼ら達を破滅へと追い込んでいく。 ◎キャスト◎ ビートたけし/オマー・エプス/真木蔵人/加藤雅也 /寺島 進/ロイヤル・ワトキンズ/ロンバルド・ボイヤー/大杉 漣/石橋 凌/渡 哲也 他

BROTHER [Blu-ray]口コミ

たけし演じるヤクザがアメリカに行っても日本の武闘派スタイルを押し通していく姿がなんともカッコイイです!敢えてセリフを少なくした結果、画面上のたけしの存在感が際立っていて凄みも増してます。この映画のたけしが一番カッコいいですね。北野映画の中ではこの映画が一番好きです。

万人に勧めるモノではない、それだけは断っておきたい。
正直言って山本や舎弟たちの生きかた、思想は
(そんなもの無いのかもしれないけれど)到底賞賛できる
モノではない。
彼らはヤクザであり麻薬ギャングであり社会の敵なのだ。
…それなのに、一度ストーリーがスタートするともう
目が離せないし心が揺さぶられるのだ。
久石譲氏の素晴らしいメインテーマにのせられている
だけかもしれないが…、
加藤の「頼むぜ。伯父貴」の言葉に動く白瀬の気持ちも、
「修理代だ」とカウンターに置いて外に出る山本の姿も、
「愛してるぜ、アニキ…どこにいてもな」と泣くデニーの
涙にも心震えてしまう。
日本人の男はバカで幼稚なんである。
バカで幼稚で凶暴で頑固で不器用である。
でも義理人情なんていう古臭いもののために、
信念なんていう誰にも価値のわからないもののために、
本気で傷つけ合いまでした友のために、
損得抜きで動いてしまうバカなんである。
この寂寥感と哀愁に理屈は無い。
わかる奴とはきっと美味い酒が飲めるだろう、
それで良いのである。

追記:
先日この映画が太平洋戦争と山本五十六をモチーフと
している旨の解説を読み、ますます北野武という
映画監督の凄さが身に沁みた。
正直、「座頭市」とかはあまりピンとこなかったのだが
それでも好きな監督で面白くない映画がほぼ無い、
という方は彼ぐらいだと思う。
人生の終わりまでずっと彼の作品を追いかけ続けたいと
思っている。「首」劇場に観に行きます。

「よっしゃぁ! 東山、ボール、パス、パス、パス 東山! 俺だ、俺らボールだよ、お前! 俺らボールだろお前、何やってんだ、ルール知らねぇのかお前! よっしゃ、よしよし東山、こっちだこっち、こっち、こっち! 俺にパスしろよバカ野郎、お前! だからお前、アメリカに負けんだ、お前 よっしゃ、こっち、ヘイ、南野こっちだ、空いてんだろバカ野郎、お前! パスしろよお前、何だよお前! ムース、ヘイ、カモン、カモン おい東山、東山こっち来い、お前チェンジ、お前パスしねぇんだもん よっしゃ、ムース、助っ人、助っ人、ヘルパー、ヘルパー、よっしゃ お前な、俺にパスしろって言ってんだろ、この野郎、お前 よっしゃ、ムース、ヘイ! パスしろよ、俺、俺、俺、ほら俺! お前、俺にパスしろって言ってんだろ、この野郎、痛ぇ! おい、てめぇ、おい、この野郎! どけ、てめぇ! 俺、俺・・・よっしゃ、よっしゃ どけこの野郎、ふざけんなよこの野郎! この野郎! この野郎お前!ボールよこせって言ってんだろこの野郎!」

映画終盤のイタリアンマフィアとの銃撃戦のシーンが凄まじい。銃の砲火が暗闇を照らす、その一瞬一瞬に映るファミリーの死に顔。映画の銃撃戦をこのように表現、演出できる映画作家がそれまでいただろうか?あるいはどれ程いるだろうか?監督自身が好きな映画の一つに挙げる「2001年宇宙の旅」のスターゲートのシーンを思い出してしまった。他にも加藤が放つ、行く宛もなくふらふらと旋回する紙飛行機のシーン。北野映画の様式美に則った、室内バスケや砂浜のキャッチボールで死に際までの時間を潰すファミリー達。細かい説明もなく淡々と進むストーリー、ほぼ全編を覆う青みがかった色調。そして山本の壮絶な最期と、彼の置き土産を残されたデニーの涙。娯楽性と芸術性が結晶した「その男、凶暴につき」に並ぶ北野ノワールの最高傑作の一つ。

過去に西海岸で長年生活していたことがあるが、今でこそゴンザレス丸山氏がテレビ等でカルテルの存在などを伝えているものの、この映画の何がすごいかと言えば、ちょっとヤクザに媚びを売りすぎている感はあるが、20年近くも前に現地の裏社会をある程度描写できていることだと思う。しかも、マイノリティー同士で殺し合うストーリーは、今も昔も変わらないアメリカの現実だと思う。この映画が好きな人は是非「ボーイズ’ン・ザ・フッド」も観てほしい。この映画とセットで観ることによってアメリカの闇がもっとクリアーになると思う。

北野武監督がロスを舞台に初海外ロケをして作ったBROTHER。ファッキングジャップぐらいわかるよバカヤローは日本映画史上最高の台詞であり最高の場面だと思います。

たけしのブラザーは面白いです黒人の女をついて黒人を助けて黄色っぽいですね最後に兄貴 I love you 黒人が放った言葉印象的ですたけし最高

ど素人のチンピラがマフィアを舐めすぎ

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