野性の証明 角川映画 THE BEST [Blu-ray]

野性の証明 角川映画 THE BEST [Blu-ray]詳細

野性の証明 角川映画 THE BEST [Blu-ray]

#75

懐かしのビジュアルを再現した「角川映画カード(全30種)をランダムで1枚封入!(期間限定)

お父さん、こわいよ!
何か来るよ 大勢でお父さんを殺しに来るよ!

【ストーリー】
もと自衛隊員・味沢岳史は大量虐殺事件の唯一の生き残りである少女・長井頼子を引き取り、平和に暮らしていたが、町を牛耳るボス・大場一成とその息子・成明の度重なる非道についに立ち上がる。
しかし、味沢を抹殺すべく現れたのは、かつての上官・皆川率いる特殊部隊だった!
薬師丸ひろ子鮮烈デビュー作! !
高倉健が男の野性を爆発させる壮絶なバトルアクション大作。

【キャンペーン情報】1枚だけ買って合計100名様に当たる!
角川映画THE BEST Blu-rayキャンペーン
●対象商品 「角川映画THE BEST Blu-ray」全30タイトル(DAXA-91502~DAXA-91531)
※白い帯・ピンクの帯のついた商品です。
●賞品
A賞:「漢」セット15セット ×5名様
B賞:「ヒロイン」セット15作×5名様
C賞:角川映画カード30枚セット×90名様
●応募期間
2018年2月8日(金)発売時から2019年12月31日(火)までの消印有効
第1期(3月末消印有効):4月中旬以降に順次発送
第2期(6月末消印有効): 7月中旬以降に順次発送
第3期(9月末消印有効): 10月中旬以降に順次発送
第4期(12月末消印有効): 1月中旬以降に順次発送
※当選の発表は発送をもってさせていただきます。

詳しくはコチラ cinemakadokawa.jp

野性の証明 角川映画 THE BEST [Blu-ray]口コミ

中学時代7度映画館で見ましたが、今見ても面白い。放送時に録画しましたが、音声が消えてたので購入に踏切ました。

薬師丸ひろ子さんのスクリーンデビュー作でメッチャ可愛い!(TVデビューは1年前にテレ朝放送の敵か味方か3対3)
高倉健さんや松方弘樹さんの自衛隊姿もカッコいい!
舘ひろしさんの暴走族は素の演技ッスねwww
中野良子さん綺麗!! 演技力も抜群!!
他にも錚々たる出演者
映画って、ほんと良いものですね。

とにかく健さんの佇まいに痺れる。舘ひろしら暴走族に殴られ蹴られても抵抗せずにじっと堪える姿。惚れ惚れします。
一転、成田三樹夫らとのバイオレンスシーンで抑えていた野性と狂気が剥き出しになるカタルシス!
死んだ頼子を背負って自衛隊の戦車列に拳銃1丁で立ち向かう味沢は健さんの孤独な生き様そのものに見えました。
大野さんの音楽もオープニングから『ベン・ハー』を思わせるスケールのデカさ!
当時、旭日昇天の勢いの角川映画の真骨頂とも言える大作でした!

掲題の通りです。一つ上げれば松方弘樹氏にはもう二つ三つを厚みを期待していました、当時から。…今は仏様になっていらっしゃるが参考に

少女時代の、薬師丸ひろ子さんと高倉健さん主演のです。当時、角川映画で邦画が盛り上がってました。幾つ物ヒット映画を輩出して来た角川映画。私も当時、角川映画が大好きでした。洋画好きの私も、この映画は観ました。好い映画です。角川映画は殆ど観てます。WOWOWやスカパーで、放送が有れば録画します。当時観た、復活の日も、大好きな映画です。小松左京作、角川文庫、角川映画です。時代背景、世相、70~80年代平和では有るけれど、少し間違えば飛んでも無い事に成る、そんな少し不安要素も有る時代でした。細菌兵器で、世界が滅ぶ怖い映画です。当時は新しい風ウイルスが次々に出て来て、本当に大変でした。アフリカで出てきた?エボラ出血熱ウイルスも、怖かった。野生の証明、この映画詳しく書いたら、観る楽しみがなくなるので、観てのお楽しみで。角川映画が、ヒットするのが解る映画だと思います。予告篇を見てから見るのが好いですね。やくざ映画では無い、高倉健さんの魅力が有る映画です。

薬師丸ひろ子さんのデビュー作だと思う
今は亡き豪華俳優陣で素晴らしい映画です

高倉健さん、薬師丸ひろ子さんがとてもステキです。時代のせいか、やたらグロテスクな映像が多いのがアウトです。

昔観て、また観たくなったので購入。

元特殊工作員・味沢の筋を軸にし、山村での殺人事件での生き残り頼子、大場グループとの対峙などを絡め多重的に展開していく。
とりあえず健さんはいつでもカッコいい、そして薬師丸ひろ子は可愛い。

こういう荒唐無稽とリアルの丁度間的な邦画は結構好きである、「戦国自衛隊」なんかも好きだし。
観ておいた方がいい邦画筆頭です。

原作の森村誠一の作品には二つの系統があり、推理小説と体制批判小説だが、角川映画の「証明シリーズ」は後者に当たり、特に本作の自衛隊批判と地方政治批判はかなり強烈だ。高倉健演じる元自衛隊対テロ特殊部隊員と薬師丸ひろ子演じる大量殺人事件の唯一人の生き残り、中野良子演じる地方紙の新聞記者、夏八木勲演じる大量殺人事件の真相を追う県警刑事の四人が、三國連太郎が牛耳る地方都市コングロマリットと自衛隊を敵に回してのサバイバルを繰り広げる。
モチーフは与党の金権政治に有ることは明らかだ。地方経済発展の美名の下にやりたい放題の地元核企業と政治家・警察等の公権力との癒着、日本列島改造論を背景とした建設談合と地上げの錬金術、暴力団との裏での結託等により築かれた王国の支配は社会派作家にはタブーでも避けては通れないテーマだったのだろう。その心意気には素直に感謝したい。
但し、薬師丸ひろ子に第六感が必要だったのか、幾ら特殊部隊とは言え正規の自衛隊部隊を相手に躊躇しない設定には異論が有ろう。選ばれた戦闘エリート達や松方弘樹隊長の人間性の欠如は少し記号化し過ぎていて、彼等の心の葛藤をちゃんと描けない事が邦画の底の浅さで残念だ。最近の海外作品を見馴れた今となってはアクションも緩慢で、山奥では落とし穴を掘る時間は無駄だろうと笑ってしまうが、これはご愛敬。
一方、メインシナリオはかなり歯応えのある展開で、中野良子や田村高廣達の地方新聞社のプライドは確り伝わって来る。また、協力を拒否された自衛隊に代わって米国加州兵軍の戦車10両や複数のヘリを動員させた制作パワーには脱帽だし、主人公サイドから悪役側までズラリ揃えたオールスターキャストには角川映画の勢いが滲み出ている。
特に高倉健の魅力を余さず引き出したのが何より嬉しく、薬師丸ひろ子との揺らぐ親子愛、夏八木勲との男の連帯、中野良子との儚い恋物語と、多彩な表情で魅せてくれた。
141分の長編に詰め込んだテーマは実に多様で、閉鎖的な地方都市の構造問題は今も厳然と続いており、決して絵空事でないどころか現実は更に複雑だ。本作の様な実在事件を元に風刺した作品を観る意義は大きく、やはり大事にしたい。