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HANA-BI [Blu-ray]

HANA-BI [Blu-ray]詳細

HANA-BI [Blu-ray]

#67

北野 武監督最新作『アウトレイジ 最終章』公開記念! 北野 武監督の過去作が待望のBlu-ray化! 今振り返るべき名作が高画質でよみがえる! ベネチア映画祭において日本映画39年ぶりの快挙を成し遂げた「HANA-BI」。 世界の映画祭に新鮮な刺激を与え続けてきた北野監督は7作目にして頂点を極めた。 ◎仕様◎ 【映像特典】 予告 ◎内容◎ 【収録内容】 不治の病に冒された妻を見舞うため、張込みの現場を離れていた西刑事に同僚の掘部が撃たれたという知らせが届く。 追い詰めた犯人との銃撃戦で、今度は部下の田中が命を落とす。 次々と大切な物を奪われ、心をさいなまれていく西。下半身不随となった堀部は絵を描き始める。 そんな堀部や田中の遺族、そして妻と過ごせるあと残り僅かな時間のために、西はある重大な決心をする…。 ◎キャスト◎ ビートたけし/岸本加世子/大杉 漣/寺島 進/白竜/渡邊 哲/薬師寺保栄/大家由祐子/芦川 誠/逸見太郎/矢島健一 他

HANA-BI [Blu-ray]口コミ

独特な間のある凄く儚い素晴らしい映画です。
生死感、愛情、孤独、芸術を詰め込んでいて観ると洗われます。

既に何度も見て結末も分かっているのに、ラストシーンでは切なさがこみ上げる。
個人的にはお寺のシーンで出てくる猫たちに演技賞をあげたい。

北野作品で1番好きかも。
音楽と映像とキャストの演技の素晴らしさ。
全てまとめてグッと心に響くものがあります。

初見は映画館でした。その後も繰り返し観る映画になりました。岸本加世子が最後の最後まで台詞を言わず、最後に一言呟きます。それだけでも観る価値のある映画だと思います。

台詞が少ない。その分色々心境を感じ取れる、夫婦愛 大杉さんが描く絵 バイオレンス 北野ブルーが生かされた作品でした。余計な台詞はないほうがいいです。ありがとうございました。

退屈な映画だった。ビートたけしも岸本加世子もすぐれた演技者とは言えなかった。国際映画祭の受賞作なんて当てにならない。文学賞と同様に。私には北野武監督より鈴木清順監督の美学のほうが好ましい。人殺しの美学は理解不能。

作品の評価については、今更自分ごときがごちゃごちゃ言う必要もないので、画質についての感想です。
何度もやってたHD放送版はまあ酷い代物でしたが、BDの方は新たにHDテレシネされてて、ひとまず安堵。
見た目の解像感は良好。そりゃあ昨今のデジタルカメラ撮影に比べると落ちますけど、俳優の顔の皺とか細かいニュアンスは充分に伝わる出来。
色褪せたHD放送版しか見てなかったせいか、色の豊かさにちょっと感動。
監督が描いた絵画の色使いや海の青が鮮やか。
コントラストも同じく良好。
ひとつ残念なのがグレインが目につくこと。
バストアップや室内シーンなんかは気にならないんだけど、タイトルバックなどロングのショットではベールがかかったような感じで、
映像の品位を邪魔してると感じてしまうところがチラホラ。
ということで、★ひとつ引いた評価となりましたが、全体的には満足できる仕上がりでした。

人生の抜き差しならない状況、どう生きていくのか。人にとってとにかく辛い物語です。こんな話を書けるたけし巨匠はなんという天才なんだろう…

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