ソナチネ [Blu-ray]

ソナチネ [Blu-ray]詳細

ソナチネ [Blu-ray]

#26

北野 武監督最新作『アウトレイジ 最終章』公開記念! 北野 武監督の過去作が待望のBlu-ray化! 今振り返るべき名作が高画質でよみがえる! 沖縄行きを命令されたヤクザたちの、 何もすることのない日々と突如ふりかかる暴力のコントラストが衝撃的な第4回監督作品。 ◎仕様◎ 【映像特典】 予告 ◎内容◎ 【収録内容】 村川は、ヤクザ稼業に嫌気が差している北嶋組幹部。そんな男が、親分の依頼で中松組の助っ人として、沖縄に飛んだ。村川を待っていたのは、敵対する阿南組の襲撃。 ――連れの子分が2人殺られた。「ドンパチでやばいとは聞いていたが、話が違い過ぎる……」。 また2人、凶弾に倒れた。抜けるような青い空と海、照り付ける太陽の下で殺戮は続く。「ハメられた! 」逃げ場を失った村川は、ただひたすら〈死〉に向かって突き進むのだった。 ◎キャスト◎ ビートたけし/国舞亜矢/渡辺 哲/勝村政信/寺島 進/大杉 漣/逗子とんぼ/矢島健一/南方英二 他

ソナチネ [Blu-ray]口コミ

興行的には芳しくなかったようだが、個人的に北野武監督の作品でもベスト3に入る位に好きな作品なので、Blu-ray版が欲しくなり即購入した。

北野武監督ならではの暴力的な描写や独特な台詞回しが随所に見られ、とても清々しく何度見ても飽きが来ないのでいつまでも手元に置いておきたい商品である。

クレーンで吊るして海に沈めるシーン、幹部会での村川と高橋の一連のやりとり、片桐と雑貨店店主との会話シーンが個人的にお気に入り。

とても良かったです。

映画自体は申し分ないことは、今更、いうことではない。たけし監督の作品で、ベストワンに上げる人も多いだろう。当時、ロードショーを新宿の映画館で鑑賞したが、とにかくガラガラだったのを憶えている。半分どころか、1/10の席も埋まっていなかった。たしか日曜日だったのに。その後、キッズリターンも新宿の映画館でロードショーを鑑賞した。それは、満席で入れ替えとなっていた。この間にたけしの事故はあったが、一体、何が違ったのだろうか。もちろんキッズリターンも名作ではあるが、個人的にはソナチネをナンバーワンに上げたい。

繰り返し見ました。

処女作にして最高傑作と言ってもいい。この映画の雰囲気は武にしか出せない。武だから出せたんだ。生涯の所有物として差し支えない。現代の人たちは意外と観たことがない人も多いだろう。是非観て感じてほしい。ザ・北野ワールド。

現時点で一番好きなキタノ映画です(これから新作公開!)。ラジオで「自分の映画はコントだ(作り方が同じ、みたいな意味合い)」と聞いて何となく納得した覚えがあります。配役からロケーションからラストまで全部入りの贅沢な作品です。DVDから買換え。

スルメは噛めば噛むほどに味が出ます。
本作も不思議と何回も観たくなり、
観れば観るほどに味わい深くなります。

最新作の『首』も面白かったですけど、やっぱり、北野映画では『ソナチネ』が一番好きなんですよねー。
というわけで、今夜上映があったので、会社を早く出て、猫舌ですが、熱々のニュータンタン麺を無理矢理かっこんで、新文芸坐に駆け込みました。

リニューアルしてからは初めてお邪魔しましたが、指定席制になったんですねー。で、めちゃくちゃ混んででビックリしました。

入場したのがギリギリで、入った時は気づかなかったのですが、終わってみると、ほとんどが若いお客さんでビックリ。映画館を出てから池袋駅まで、感想を語り合っているカップルの話し声が聞こえていて、なんだかいいなーと。僕も前回観たのは、大学時代でした。レンタルビデオでしたが。

残念ながら、フィルムの状態はよくありませんでしたが、最近の北野映画ではみられなくなった気がする、プライベートに近そうな湿度感がよかったです。

観た当時、大学生活も大半を過ぎ、いよいよ働かなくてちゃいけないんだろうけど、どうしたものか。。。と思っていた時期だけに、沖縄で無邪気に遊ぶ時間を侵食してくる厳しさを超えて敵対的な現実と、それに対処せざるを得なくなる過程が、成長するにつれ社会に対峙せざるを得ない男の子の自立過程と、それを見守り取り残されていく母親の構図に思えて仕方なかったのですけど、なんだかその感じを思い出しました。

若いお客さんはどう感じたのか、気になります。