PERFECT DAYS 通常版【2枚組】 [DVD]詳細
#8
【封入特典】
●書き下ろしライナーノーツ
【特典映像】
●インタビュー集(約125分)
●「THE DAYS OF BEHIND PERFECT DAYS」〈日本語/英語版メイキング〉(各約18分・計約36分)
●短編「Some Body Comes Into the Light」(約8分)
●「Voice mail from TAKASHI」(約2分)
●予告編(約2分)
こんなふうに生きていけたなら
【作品内容】
ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースと日本を代表する俳優 役所広司の美しきセッション。
フィクションの存在をドキュメントのように追う。
ドキュメントとフィクションを極めたヴェンダースにしか到達できない映画が生まれた。
2023年第76回カンヌ国際映画祭では、ヴェンダースの最高傑作との呼び声も高く、役所広司が最優秀男優賞を受賞。
以降、国内外の映画賞を多数受賞し、2024年3月の米国アカデミー賞では、国際長編部門ノミネートの快挙を達成。
世界86ヵ国での公開が決定し、現在も世界各国で愛され続けている。
【作品ポイント】
★2023年第76回カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞 受賞
2024年第96回アカデミー賞 国際長編映画賞 ノミネート
2024年第47回日本アカデミー賞 最優秀監督賞 受賞
ほか世界各国の映画賞を席捲!
★『パリ、テキサス』、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』等の名作を抜き、ヴェンダース作品史上最高の全世界興収を達成!
日本国内でもリピーター観賞者が続出し、異例のロングランヒット!
★映画ファンや全てのクリエイター必見の創作の極意に触れる貴重な監督インタビュー、そしてキャスト・スタッフの愛溢れるインタビューを、合計約120分超(予定)収録!
(インタビュイー:ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司、田中泯、柳井康治、ドナータ・ヴェンダース、橋本さえ子)
★「この2年、ヴェンダースの最も近くにいた日本人」、共同脚本の高崎卓馬によるビハインドシーンをまとめた、世界初公開のメイキングドキュメンタリー「THE DAYS OF BEHIND PERFECT DAYS」を、日本語/英語両版で収録!
★2023年第36回東京国際映画祭にてワールドプレミア上映された、ヴェンダース監督の短編映画『Some Body Comes Into the Light』を収録!
田中泯に魅了されたヴェンダース監督が、唯一無二の短編映画で奇跡のコラボ!
ヴェンダース監督は、本作主人公が心の底で感じ取っていたものを、本編とは別に日本での撮影最終日に撮影をしていた。
しかし、その映像はあまりに鮮烈で、あまりに引力があり、本編のなかには収まりきらず、カンヌ国際映画祭の授賞式の後、監督はその映像を一つの作品にすることを決意。
『ピナ 踊り続けるいのち』や、ヴェンダース財団などで監督とも創作を共にする、世界的音楽家・三宅純氏の音楽と出会い、より美しく神秘的な作品となった。
美しい時と光の揺らぎ。言葉のない、唯一無二の物語。
★2023/12/22~TOHOシネマズ シャンテほか全国劇場公開。
【あらすじ】
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、静かに淡々とした日々を生きていた。
同じ時間に目覚め、同じように支度をし、同じように働いた。
その毎日は同じことの繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、男は毎日を新しい日として生きていた。
その生き方は美しくすらあった。男は木々を愛していた。
木々がつくる木漏れ日に目を細めた。
そんな男の日々に思いがけない出来事がおきる。
それが男の過去を小さく揺らした。
【キャスト】
役所広司 【平山】
柄本時生 【タカシ】
中野有紗 【ニコ】
アオイヤマダ 【アヤ】
麻生祐未 【ケイコ】
石川さゆり 【ママ】
田中泯 【ホームレス】
三浦友和 【友山】
【スタッフ】
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース、 高崎卓馬
製作:柳井康治
エグゼクティブプロデューサー:役所広司
プロデュース:ヴィム・ヴェンダース、高崎卓馬、國枝礼子、ケイコ・トミナガ、矢花宏太、大桑仁
撮影:フランツ・ルスティグ
美術:桑島十和子
スタイリスト:伊賀大介
ヘアメイク:勇見勝彦
編集:トニー・フロシュハマー
サウンドデザイン&整音:マティアス・レンペルト
インスタレーション:ドナータ・ヴェンダース
【DVD:2枚組仕様】
2023年/カラー/本編124分+特典計約173分/〈本編〉16:9PB スタンダード・サイズ/本編・特典:片面1層/MPEG-2/本編・特典:オリジナル[日本語]ドルビーデジタル・5.1chサラウンド/複製不能/セル専用
ⓒ 2023 MASTER MIND Ltd.
発売元:ビターズ・エンド
販売元:TCエンタテインメント
発売協力:スカーレット
PERFECT DAYS 通常版【2枚組】 [DVD]口コミ
これはヴィム・ヴェンダース監督が伝える「センス・オブ・ワンダー」だな、と感じました。
ヴェンダース監督が、争いのない平和な世界を願って、一日一日を大切に、懸命に生きることの
かけがえのなさ、喜び、を伝えているとも感じましたし、年齢を重ねるにつれ、
感じ方が変わりそうなので、1年後、5年後、10年後と見返したい映画、そんな風な想いを抱きました。
有名作なので、レンタルの配信で観る計画でしたが、レンタルしていないので、仕方なく円盤を
購入して鑑賞しましたが、メイキング映像、インタビューなどの特典映像も見応えがあったので
購入して良かったなと、感じるにいたった次第です。
正直ダラダラ流れているシーン的な。見終わって感慨深い感のある作品。今の世情を映し出していることであるか。
日常生活を淡々と映画にした作品。オールディーズの曲が散りばめられてた映画。江東区墨田区台東区渋谷区下北沢を舞台にした映画。ヴィム・ヴェンダース監督のらしさが詰まった映画。役所広司さんを鑑賞する映画。ブルーレイで見ても楽しめましたが映画館で見た方がいい作品。なんて素晴らしい映画だ!
ネタバレあり土地勘のないだろう元旦那と夜の堤防沿いで偶然会うかね?ご都合主義もいいとこ。影踏みシーンもこっちが恥ずかしくなった。ラストのアップ、笑顔から泣きの演技も役者としては凄いが、恋敵が癌で亡くなることを知ってからの嬉し泣きにしか見えない。東京の公衆トイレの宣伝映画?雰囲気だけのクソ映画でした。
今日を丁寧に生きる。
いまここを感じる。すべてとの繋がりを感じる。いまに満足と幸福を感じて生きる。
引き寄せの法則と言ってしまえば容易いが、美しい状態の哲学を知った者だけが辿り着ける世界がある。
彼にどんな過去があったのか。
感性が開いている人に強くおすすめする。
幸せが重く響く、そんな素晴らしい映画だ。
日常生活を淡々と描いてあるだけなのに退屈しないで見ることができた。鏡を使って裏側まで綺麗にしたい気持ちは料理人が美味いものを作りたいのと同じで、これなくして面白い生活などないと思う。生活に密着しているのは自分に密着しているからで自分に密着するためには自分と共に生きていることを知ってるからだ。自分と一緒に生きてるんだから寂しいはずもない。そんな映画だった。
映画館で観て感動してDVDを購入。主人公の日々のルーティンが美しく感じる。肉体労働後の温泉、聞いてる音楽、読んでる本、フィルムカメラ、飲みに行く店、かげふみは、お互いの過去の影を真剣な感じでなく遊んでる感じで和らげてるのかと思いました。最後のシーンがわからない人は巡れた人生を送っているボンボンかと。
ヴェンダース作品らしい雰囲気と東京の街が凄くマッチしてます。
彼の作品の中では都会のアリスに少し映画の雰囲気が似てるかも。
外国人監督の描く東京なんてそれこそ”なんちゃってJAPAN”になりがちですが、こちらの作品は「これもう邦画じゃん!」って思えるほどのクオリティなので映画ファンは絶対に観て欲しい1本です。
しかも通常版ブルーレイを発売してくれるというだけでも非常にありがたいです(最近は映画の円盤は豪華版しか出さない豪華版商法が多くてウンザリしてました)