ボーはおそれている [Blu-ray]詳細
#56
ママ、きがへんになりそうです。 『ミッドサマー』アリ・アスター監督×『ジョーカー』ホアキン・フェニックス 怪死した母の元へ駆けつける帰省が壮大な旅に変貌する。 一度体験したら戻れない、オデッセイ・スリラー 『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録するだけでなく、多くの観客に“消えない傷”を植え付けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つオデッセイ・スリラー。 主演を務めるのは『ジョーカー』でアカデミー賞®主演男優賞に輝いた名優ホアキン・フェニックス。これまで様々な作品で怪演を見せてきた彼が極限の演技と表情を見せる本作は、そのキャリアの到達点になった。さらにボーの母を、舞台や映像の世界で活躍する名女優パティ・ルポーンが演じるほか、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』のエイミー・ライアン、『スーパーマン・リターンズ』『ブロークン・イングリッシュ』のパーカー・ポージー、『プロデューサーズ』のネイサン・レインら実力派キャストが揃う。 さらにストップモーションアニメ『オオカミの家』が日本でも大きな注目を集めたチリ出身の映像作家クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが劇中のアニメーションを担当。『女王陛下のお気に入り』『クルエラ』を手がけたプロダクション・デザイナーのフィオナ・クロンビーと共にファンタジーと悪夢が融合した唯一無二の作品世界を作り出している。 マーティン・スコセッシ、ポン・ジュノ、ギレルモ・デル・トロら、世界的映画監督たちが絶賛した前代未聞の話題作! ■『ヘレディタリー/継承』、『ミッドサマー』を手掛けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つオデッセイ・スリラー ■主演を務めるのは『ジョーカー』でアカデミー賞®主演男優賞に輝いた名優ホアキン・フェニックス ■マーティン・スコセッシ、ポン・ジュノ、ギレルモ・デル・トロら、世界的映画監督たちが絶賛! ■ストップモーションアニメ『オオカミの家』が日本でも大きな注目集めたチリ出身の映像作家クリストバル・レオンとホアキン・コシーニャが劇中のアニメーションを担当 ●ストーリー 日常のささいなことでも不安になってしまう怖がりの男ボーは、つい先ほどまで電話で会話していた母が突然、怪死したことを知る。母のもとへ駆けつけようとアパートの玄関を出ると、そこはもう“いつもの日常”ではなかった。その後も奇妙で予想外な出来事が次々と起こり、現実なのか妄想なのかも分からないまま、ボーの里帰りはいつしか壮大な旅へと変貌していく。 ●キャスト ボー・ワッサーマン:ホアキン・フェニックス(吹替:森川智之) フリール医師:スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン(吹替:佐々木祐介) グレース:エイミー・ライアン(吹替:葛城七穂) ロジャー:ネイサン・レイン(吹替:玉野井直樹) モナ・ワッサーマン:パティ・ルポーン(吹替:小宮和枝) エレイン:パーカー・ポージー(吹替:木村香央里) ジーヴス:ドゥニ・メノーシェ(吹替:小野寺悠貴) ●スタッフ 監督・脚本:アリ・アスター 撮影監督:パヴェウ・ポゴジェルスキ プロダクション・デザイン:フィオナ・クロンビー 編集:ルシアン・ジョンストン 音楽:ボビー・クルリック 劇中アニメーション:ホアキン・コシーニャ、クリストバル・レオン ●映像特典 ・予告集 ●仕様・封入特典 ・アウタースリーブケース ・ヒグチユウコイラストポストカード ※商品の仕様は変更になる場合がございます。 ©2023 MOMMY KNOWS BEST LLC, UAAP LLC AND IPR.VC FUND II KY. All RIGHTS RESERVED.
ボーはおそれている [Blu-ray]口コミ
自分面白かったけどなあ。
ラストとかまんま子宮、結局胎児の頃から成長していなかった、という絶望。
面白くない派の人の意見も分かるが、ド派手なヒット作や漫画の実写化見すぎて感性失っていないか。
難しいことを考えるのはやめて、その場面場面を味わうように鑑賞しました。
心に傷や病を抱える人は、こういう熱にうかされたような対流の中を歩くような重苦しい世界の中にいるのかなぁ、なんて考えました。
字幕、セリフとっくに終わってるのに、次のセリフが出てくるまでずっと出たまま残るのがイヤでした。作品の内容どうこう以前に、このような雑な扱いで商品として配信する神経が分かりません。
これがこの映画に対する非常に大きなテーマ。狂っているのはこの世界か、自分か?果たして自分をここまで追い込んだモノは何なのか?
話を進めていけばわかります。
でもその原因があれかー。。。。と思うと。なんともいたたまれない。
不幸な母と息子の長い長い確執と決着を
描いてました。
ボーはいかにも被害者面をしていますが、この男の弱さは嫌らしい!!
中年過ぎなのに働かず、仕送りを受け、セラピーで薬を処方されている。
精神疾患に罹ったのも母親とのストレスだらけの
関係性のせいかもしれない。
そんなポーが何故か《帰郷すること》になる。
すると過度に緊張して、眠れなくなり、
妄想は募り、
ドアの下にはメモが差し込まれる、
「音量を下げろ!!」
ラジオもテレビも音楽も聴いていないのに、
そんなこんなで寝不足になり寝坊、
慌てて支度をして出かけると、
忘れ物を思い出し戻ると、荷物を持ち去られ、
鍵を盗まれる・・・
飛行機の時間に遅れて、途方に暮れてママに電話する。
ママは呆れ返って怒って電話を切る。
とことん反りの合わない親子。
お互いに不幸なこと・・・だ。
ボーは生まれた時から、母乳を飲まない赤ん坊だった、と
母親のモナは愚痴る。
それが母親が最初に傷付けた事。
(でももしかしたら、母乳にアレルギーがあったのかも知れない。)
そりゃあ、傷つきますよ、母親は。
私は困惑する
この長い長い【母への旅】は結局、羊水の宇宙へ帰っただけなのか?
兎にも角にも【回りくどい】映画でした。
母親がシャンデリアの下敷きになって死ぬ。
(ボーが帰郷を取りやめたと電話で話したすぐ後・・・)
そこから地球3周分くらいの回り道をして、
逃げ惑い困惑して、近付くほどに遠ざかり、
彷徨うボーの旅路(帰郷まで)
ラストの40分で、締めくくりのエンディングへ向かう。
その中間の2時間超えに母親との直接の確執は描かれない。
不思議な白日夢?
森の中のコミューンの舞台劇・・・
精神的疾患の人間の脳内構造で見る妄想(一部事実も含まれる)
ラストの2人の《本音のぶつけ合い》
屋根裏部屋の双子の兄弟や巨大な男根!!
これだってどこまでが事実か?
妄想なのか?
アリ・アスター監督は、
「みんな、どん底気分になればいいな」と、笑顔で発言。
私はどん底気分より、面白くもない身の上話を聞かされた気分。
人生には有益な回り道と無益な無駄話がある。
この映画は大いなる徒労感を感じる。
家族や人生と折り合えないボー・ワッサーマンの
冒険譚?
憤死?
羊水に還った?
いろいろな要素を詰め込みすぎ。各要素も浅く薄っぺらい。有料で観るレベルのコンテンツではない。
作品は気に入ってるので買いたいが、無粋なボカシは入れないで欲しいです。
ボーという人物のある種のロードムービー、自己振り返りドラマであるが、無駄なシーンを無理矢理入れて長くしたような印象であった。特に森のコミュニティに迷い込むシーンはなんの脈略もなく、内容が面白いわけでも深いわけでもなく、結末にもつながらない。ミッドサマーで売れた監督ということで観たが、期待はずれであった。